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パパも夜泣き対応で寝不足?父親の負担と向き合い方

深夜、リビングで赤ちゃんを抱っこしてあやすパパと、隣で目を覚ましているママの静かな一場面 夜泣き

「またパパは起きなかった…」そんなため息をついたママは少なくないはずよ。

結論から言うと、夜泣き対応の主担当は今もママが77.6%、パパはわずか20.4%と、負担は大きく偏ったままなの。今日はKenvueの最新調査データをもとに、そのギャップの正体と、二人で乗り切るための現実的な対策をお伝えするわね。

夜泣き対応、パパとママの担当率はどれくらい差があるの?

結論として、寝かしつけの主担当はママに大きく偏っているのが実情よ。

赤ちゃん用スキンケアブランド「ジョンソン®ベビー」を展開するKenvueが2023年に実施した「育児や寝かしつけに関する意識調査」(0〜2歳の子をもつ20〜39歳の男女722名対象、調査期間2023年2月27日〜3月1日)の結果を見てみるわね。

育児の中で最もストレスを感じるものは、こうなっているの。

  • 1位「夜泣きの対応をする」55.1%
  • 2位「離乳食をつくる・用意する」14.7%
  • 3位「寝かしつけをする」13.1%

夜泣き対応が突出してストレス源になっていることが分かるわ。

「最も年下の子どもの寝かしつけを主に担当しているのは誰か」という質問では、こんな結果になったの。

  • ママ 77.6%
  • パパ 20.4%

さらに驚くのは、育休中の女性の84.5%だけでなく、職場復帰後の女性の85.1%までもが寝かしつけを担当しているということ。働いていても、寝かしつけの主役はママ、という構図はほとんど変わらないのよね。

これは「パパがサボっている」という単純な話じゃないの。

家庭の中に「寝かしつけ=ママの役割」という無言のルールが出来上がってしまっている、とわたしは見ているわ。


なぜ寝かしつけはママに集中してしまうの?

ママの回答を見てみると、負担が偏っていること自体がストレスになっているのが分かるわ。

  • 「自分しか夜泣き対応ができない」43.9%
  • 「自分が寝かしつけをした時しか子どもが寝てくれない」28.0%

一方、パパの回答はこんな数字よ。

  • 「自分しか夜泣き対応ができない」4.8%(ママとの差39.1pt)
  • 「自分以外の家族が夜泣き対応をしようとしない」1.4%(ママとの差17.8pt)
  • 「自分が寝かしつけをした時しか子どもが寝ない」12.0%(ママとの差16pt)

ママの実感とは、大きな開きがあるのよ。

さらに「寝かしつけをしない理由」を尋ねた設問では、次の回答が挙がっているわ。

  • 「妻の方が寝かしつけるのが早いから」59.6%
  • 「寝かしつけの時間に帰って来られない」30.3%
  • 「寝かしつけをしたことはあるが寝てくれなかったので諦めた」27.3%

つまりパパの多くは、やる気がないわけじゃない。

「帰宅時間の壁」と「一度失敗して自信をなくした経験」で、足が遠のいてしまっているということね。これ、意外と見落とされがちなポイントだと思うの。


パパの「やってるつもり」とママの満足度、どれだけズレている?

ここが今回いちばんお伝えしたいポイントよ。

パパの自己評価とママからの評価には、はっきりとしたギャップがあるの。数字を比較表にまとめてみたわ。

評価項目パパの自己評価ママからの評価
実施頻度75.9%53.3%約23pt
やり方75.1%55.5%約20pt
知識量69.3%46.7%約23pt

パパは「自分なりに頑張っている」と感じている。

でもママから見ると、まだ物足りない部分が多い。このすれ違いこそが、夫婦間のモヤモヤの正体なんじゃないかしら。

一方で希望が持てるデータもあるの。

「寝かしつけができるようになりたいか」という質問には、男性の9割以上が「そう思う」「まあそう思う」と回答しているわ。やる気そのものは決して低くない、というのは覚えておきたいところね。

※画像はAIによるイメージ

職場復帰後、ママのストレスはむしろ増えている?

見逃せないのが、時期によるストレスの変化よ。

育休中と仕事復帰後で寝かしつけのストレス度に変化があったか尋ねたところ、ママの38.7%が「仕事復帰後の方がストレス度は高かった」と回答しているの。

理由として、こんな声が寄せられているわ。

  • 「仕事により疲れが溜まっている中で寝かしつけをするのは、育休中よりもはるかに疲れる」
  • 「子どもを早く寝かしつけたいが夫があまり協力的でなく自分一人で寝かしつけや家事をやらなければいけない」
  • 「仕事で疲れているのはお互い様なのに、寝かしつけから夜泣きに対応しない夫にストレスを感じるようになった」

育休中は「二人とも育児に集中できる時期」だった。

対して復帰後は「仕事の疲労+育児の負担」が同時にのしかかる分、パパの協力の有無がよりシビアに響いてくる、ということね。

ここは家庭ごとに、一番見直すべきタイミングだとわたしは思っているの。


夫婦で夜泣きを乗り切るための役割分担のコツ

夜泣き対応をめぐる家庭の声には、パパへの率直な要望も多く見られるわ。

「身体的負担の軽減」として、休日昼間に責任を持って一人で子守をしてほしい。「精神的負担の軽減」として、夜泣き対応でイライラして子どもを叱ってしまってもママを責めず、労いの一言をかけてほしい、という声よ。

実際にこんな体験談もあるの。

「一人目のときは全部自分で抱え込んで八つ当たりしてしまったけれど、二人目のときはパパにミルクや抱っこを交代でお願いするようにしたら、体力的にも助かったしパパも子育ての実感が持てたようだった」

また「夜泣きを二人で対応して共倒れになるより、自分が夜泣きの主担当になる代わりに、パパが早起きして朝の世話・朝食・洗濯を引き受ける」というふうに、時間帯で役割を分けて乗り切った家庭もあるの。

夜泣き対応は「完全に半分ずつ」でなくてもいい。

それぞれの得意な時間帯や体力に合わせて、無理のない形で分担するという視点が、結果的に家庭全体のストレスを下げてくれるとわたしは考えているわ。

※画像はAIによるイメージ

パパが夜泣き対応で拒否されやすいのはなぜ?

もう一つ、見落とされがちなことがあるの。パパが夜泣き対応をしようとすると、赤ちゃんに「パパいや」と拒否されてしまうケースがあることよ。

一般的に、生後7ヶ月頃から始まる人見知りは、赤ちゃんがママとそれ以外の人を区別できるようになるために起こる発達の一過程だと言われているわ。パパが仕事で赤ちゃんと接する時間が少ないと、この人見知りの対象になりやすいとされているの。

また1歳頃は「いつもと同じ」であることに安心する時期とも言われていて、ママとは違うやり方でオムツ交換や抱っこをすると、赤ちゃんが戸惑って泣いてしまうこともあるようよ。これも「パパが嫌い」というより「いつもと違うから不安」というのが実際のところなのよね。

※このセクションは今回のKenvue調査の数値ではなく、一般的な発達の目安として紹介しているの。個人差があることは頭に入れておいてね。

つまりパパが夜泣き対応に踏み出しにくいのは、「帰宅時間の壁」だけじゃない。

「関わる回数が少ないほど赤ちゃんに慣れてもらいにくい」という悪循環も関係している可能性があるの。だからこそ休日の短い時間からでも、日常的に赤ちゃんと触れ合う機会を積み重ねていくことが、結果的に夜泣き対応をスムーズにする近道になると、わたしは考えているわ。


わたしの見立て:パパの寝不足問題は「気持ち」より「仕組み」で解決すべき

ここからは記者としての率直な見立てになるのだけれど。

今回のデータを見て強く感じたのは、パパの夜泣き対応の少なさを「愛情不足」や「やる気の問題」として片付けるのは、実態とズレているということ。

パパの9割以上が「寝かしつけができるようになりたい」と答えている一方で、現実の担当率は20.4%にとどまっている。この差は、気持ちの問題ではなく、帰宅時間・過去の失敗経験・役割の固定化という「仕組み」の問題だと考えられるわ。

個人的には、ここに手を打つべきタイミングは「職場復帰後」だと思っているの。

育休中の分担がうまくいっていた家庭でも、復帰後は仕事の疲労が上乗せされることで、パパの協力度がそのまま夫婦のストレス格差に直結してしまう。だからこそ復帰前に「休日はパパが夜泣き担当」「平日朝はパパが家事担当」など、あらかじめ役割を言語化しておくことが有効だと筆者としては考えているわ。

もう一つ加えたい視点は、パパの寝不足を「ママを助けるための犠牲」として捉えるのではなく、パパ自身が赤ちゃんとの信頼関係を築くための投資期間として捉え直すこと。人見知りや「パパいや」の時期を乗り越えて赤ちゃんに信頼してもらうには、日々の小さな関わりの積み重ねが欠かせない。夜泣き対応の一回一回が、実はその貴重な機会にもなっているのよね。

近年は男性の育児休業取得率も少しずつ上昇し、育休の分割取得や時短勤務といった制度も広がりを見せているわ。こうした働き方の選択肢が今後さらに一般化していけば、パパが夜間・早朝の育児に関わりやすい環境も整っていくと見込まれるの。

制度が追いつくまでの間は、各家庭で「できる時間帯」「できる作業」を具体的に洗い出し、無理のない役割分担を作っていくことが、当面の現実的な解決策になるとわたしは考えているわ。


まとめ

夜泣き対応の主担当は今もママが77.6%を占め、パパは20.4%にとどまっているのが実情よ。

パパ自身は寝かしつけの実施頻度・やり方・知識量にそれぞれ7割以上が満足している一方、ママからの評価はいずれも5割前後と、大きなギャップがあることも分かったわね。

さらに職場復帰後はママの約4割がより強いストレスを感じており、パパの関わり方が家庭全体の負担感を左右する大きな要素になっているの。

パパの「寝かしつけができるようになりたい」という気持ちを、帰宅時間の工夫や役割分担の見直しといった具体的な仕組みにつなげていくことが、夫婦で寝不足を乗り切る一番の近道になるはずよ。


よくある質問

夜泣き対応でパパを担当にする割合はどれくらい?

Kenvueの2023年調査によると、寝かしつけの主担当はママ77.6%、パパ20.4%となっているわ。職場復帰後の女性でも85.1%が担当しているの。

パパが寝かしつけをしない主な理由は?

「妻の方が寝かしつけるのが早いから」59.6%、「寝かしつけの時間に帰って来られない」30.3%、「寝かしつけをしたことはあるが寝てくれなかったので諦めた」27.3%が主な理由よ。

パパの寝かしつけ満足度とママの評価に差はある?

あるわ。実施頻度はパパ自己評価75.9%に対しママ評価53.3%、知識量はパパ69.3%に対しママ46.7%と、いずれも20pt以上の差があるの。