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夜泣きは「パパじゃないと泣き止まない」って本当?よくあるケース

夜、パパに抱っこされて泣き止み眠る赤ちゃんと、隣で見守るママの温かいシーン 夜泣き

「うちの子、私だとギャン泣きなのにパパだと寝るんです」——結論から言うと、これはママが嫌われているサインではなく、赤ちゃんが最も安心できる相手だからこそ甘えて感情をぶつけている自然な反応で、多くは生後6ヶ月〜1歳半頃をピークに2歳前後で落ち着いていく一時的な現象なのよ。

わたしも取材を重ねる中で何度も耳にしてきたけれど、「パパじゃないと泣き止まない」現象には、ちゃんと理由があるの。

今日はその仕組みと、よくあるケース、いつまで続くのか、そしてママの気持ちの整理の仕方まで、まとめてお伝えするね。

夜泣きで「パパがいい」と泣くのはなぜ?

結論から言うと、赤ちゃんはママを避けているのではなく、ママを「一番安心できる存在」だからこそ、素の感情をぶつけているケースが多いの。

ピジョンの育児相談サイト「ピジョンインフォ お悩み相談室」には、生後まもない赤ちゃんを育てるママからの相談が寄せられているわ。

内容は「私と一緒だとすぐ泣くのに、旦那がいる時は大人しく寝る」というもので、同じような経験を持つ先輩ママたちが回答者として体験談を寄せる形式のQ&Aコーナーよ。

そこでは「赤ちゃんにとってママは絶対の存在だから、わがままを言っても大丈夫だと信頼している」「ママ=お乳をくれる人と認識しているからこそ、おっぱいの匂いがして余計に泣いてしまう」といった声が複数寄せられていたの。

つまり、ママの前でだけ激しく泣くのは、赤ちゃんにとってママが「甘えても許される絶対的な安全基地」だから、というのが、この相談に答えた先輩ママたちに共通する見解だったのよね。


2歳を過ぎても「パパじゃないと寝ない」のはよくあること?

2歳前後になっても、この傾向は珍しくないの。むしろ「夜泣きが復活したタイミングでパパ限定になる」というケースもよく報告されているわ。

ベビカムの子育て相談室「ママの部屋」には、2歳半の男の子を育てるママからの相談が投稿されているの。

内容は「最近夜泣きが復活し、寝かしつけはパパじゃないとダメで、私だとギャン泣き。でも3日に1度パパが不在の日はママでも問題なく寝る」というもの。

この相談者は「私が毎日怒鳴りまくっているから嫌われたのかな」と自分を責めていたのだけど、他のママからの回答には「うちも同じ時期があった」「保育園の先生にはママとしか言っていないと聞いた」というエピソードが寄せられ、決して嫌われているわけではないだろうという見立てが集まっていたわ。

同じ相談室の別のスレッドでは、11歳になる息子が今でもパパじゃないと寝られず、パパの出張中だけ普通に寝るという体験談も投稿されているの。

この投稿への回答では「パパが怒らないから、母親であるあなたが叱る役を引き受けているだけ。何かを求めてパパを選んでいるだけで、嫌いになったわけではない」という分析が寄せられていたわ。

年齢を重ねても続くことがある、というのは覚えておいて損はないポイントね。

※画像はAIによるイメージ

なぜパパだと泣き止み、ママだと泣くの?背景にある心理

これは一言で言うと、「安心できる相手にこそ、我慢せずに感情を出せる」という赤ちゃん・子どもならではの心理が関係していると考えられているの。

こども園で勤務する、子育てコーチング協会認定インストラクターの薮内ゆかりさんは、自身のブログで、担任している0〜2歳児クラスでの出来事を綴っているわ。

子どもたちが「ママ(パパ)がいい!」と泣いて拒否することは日常茶飯事だと述べたうえで、これは担任と子どもとの間に愛着関係ができている証拠だと説明しているの。

特定の相手を強く求めること自体は、悪いサインではないというのが薮内さんの見立てよ。

薮内さんは、ご自身の末娘に朝「パパがいい!」と泣かれた経験も振り返っているわ。

最初は「ママじゃダメってこと?」とモヤモヤしたけれど、これは子どもがパパとの信頼関係を築けている証であり、むしろ喜ばしいことだと気づいたと綴っているの。

一方で医学的な情報を見ると、夜泣きそのものの原因はまだはっきり解明されていないわ。

ユビー病気のQ&A(埼玉医科大学総合医療センター小児科・井上信明先生監修)によれば、夜泣きは特定の病気とは関係がなく、空腹やおむつの不快感といった一般的な理由とも直接は結びつかないと考えられているの。

ただし、赤ちゃんの眠る時間が不規則であることや、添い寝をしている赤ちゃんで夜泣きが増えるという報告があることも紹介されているわ。

つまり「パパじゃないと泣き止まない」という現象自体を単独で説明する医学的な決定打があるわけではなく、愛着関係や日中の関わり方、生活リズムなど複数の要因が絡み合って表れる、個人差の大きい現象だと捉えるのが実態に近いのよね。


夜泣きはいつからいつまで続く?体内時計の未発達がカギ

夜泣き自体がいつ始まりいつ終わるのかを知っておくと、「パパじゃないと泣き止まない」時期の見通しも立てやすくなるわ。

ユビー病気のQ&Aによると、夜泣きは新生児期には見られず、一般的に生後3ヶ月頃以降から始まるとされているの。

そして、生後6ヶ月頃から1歳半頃が最も夜泣きがひどくなりやすい時期で、睡眠サイクルが安定してくる2歳頃を過ぎると、多くの場合は見られなくなっていくと説明されているわ。

全薬工業のアロパノール情報ページ(監修:女医によるファミリークリニック院長・大井美恵子先生)でも、夜泣きは生後6ヶ月前後にピークを迎え、1歳半前後で終わるケースが多いとされているの。

ただし対処が十分でなかったり個人差が大きかったりすると、2〜3歳まで続くこともあると述べられているわ。

これらを踏まえると、「パパじゃないと寝ない」時期がしばらく続いても、多くは赤ちゃんの睡眠リズムが未発達な時期に重なって起きている一時的な現象だと考えられるわね。


夜泣きを放置するのはNG?ママが今できること

夜泣きの最中、「今日はパパもいないし、もう疲れたから少し放っておこう」と思うこともあるかもしれないけれど、専門情報を見る限り長時間の放置は避けたほうがよさそうよ。

ユビー病気のQ&Aでは、夜泣きの赤ちゃんを泣くままにし続けることは避けたほうがよいとされていて、まずは空腹やおむつの不快感など、考えられる原因を探すことが勧められているの。

赤ちゃんにとって泣くことは大切なコミュニケーション手段だから、泣き声を完全に無視するのではなく、寄り添う姿勢が基本になるわ。

一方で、体調や安全に問題がない範囲であれば、数分だけ赤ちゃんと距離を置いて自分の気持ちを落ち着かせる時間を持つこと自体は、複数の育児相談でも実践的な工夫として紹介されているの。

「今日は元気に泣いてるな」くらいの気持ちで少し引いてみることも、追い詰められないための一つの方法ね。

また、パパが対応できる夜は思い切って任せてしまうのも一つの手。

ベビカムの相談でも「お父さんがいる日は一緒に寝てくれる!と嬉しそうにしている」という体験談があり、パパに甘える機会そのものを、親子の大切な時間として捉え直している声もあったわ。


「ママじゃダメ」と自分を責めなくていい理由

ここからは、リサーチャーとしてこれまでの取材や資料を見てきたわたし自身の見立てを伝えさせてね。

「パパじゃないと泣き止まない」という状況は、一見するとママにとって辛い出来事に見えるけれど、実はこれ、子どもの発達においてはむしろ健全なサインだとわたしは考えているの。

子どもが誰かに向かって思い切り感情をぶつけられるということは、それだけその相手との関係に安心感があるということ。

これは実は、育児の場面に限った話ではないとわたしは感じているわ。

たとえば職場でも、新人が一番厳しく本音を言えるのは、実は「この人には見捨てられない」と信頼している上司や先輩に対してであることが多い、という話を対面販売時代に人事担当のお客さまから聞いたことがあるの。

甘えや我慢しない感情表現は、相手との距離が遠いから出るのではなく、むしろ「切られない」という安心感がある関係だからこそ出てくるものなのよね。

薮内さんのブログにあったように、担任の先生に懐いた子が特定の先生を求めて泣くのも、逆にママではなくパパを求めて泣くのも、根っこは同じ「信頼できる相手だからこそ甘えられる」という心理だと捉えると、少し肩の力が抜けるんじゃないかしら。

ただし、だからといって「ママは我慢するのが当然」という話ではないというのが、わたしがもう一つ強調したい点よ。

子育てコーチング協会の複数のブロガーたちが共通して語っていたのは、「子どものため」と思ってやっていることの奥に、実は「頑張っている自分を認めてほしい」という自分自身の本音が隠れていることが多い、ということだったの。

夜泣き対応でパパばかりが頼られると、「私は必要とされていないのかも」という気持ちがふと湧いてくるのは、決しておかしなことじゃないわ。

その気持ちに気づいたうえで、「くやしかったね」「頑張りを認めてほしいよね」と一度自分に声をかけてあげることが、モヤモヤを小さくする最初の一歩になると個人的には感じているの。

そして今後の見通しとしては、多くの資料が示す通り、この状況は赤ちゃんの睡眠サイクルが安定してくる2歳前後、あるいはもう少し先の年齢になるにつれて自然と変化していく可能性が高いと考えられるわ。

今の「パパじゃないと泣き止まない」時期は、子どもの成長の一場面として、期間限定のものと捉えておいて差し支えないと思うのよ。


まとめ

「パパじゃないと泣き止まない」「パパがいい」と泣くのは、ママが嫌われているサインではなく、むしろママが赤ちゃんにとって甘えられる絶対的な存在である証拠と考えられているわ。

夜泣きは生後3ヶ月頃から始まり、6ヶ月〜1歳半頃にピークを迎え、2歳前後にかけて落ち着いていくことが多いとされているの。

放置は避けつつ、パパに頼れる日は素直に頼り、自分を責める気持ちが出てきたら、まずはその気持ち自体を認めてあげてほしいなと思うわ。

※画像はAIによるイメージ

よくある質問

夜泣きで「パパがいい」と泣くのは、ママが嫌われているということですか?

いいえ、複数の育児相談で紹介されている見解では、ママは赤ちゃんにとって甘えても許される絶対的な存在だからこそ、素の感情をぶつけていると考えられているの。嫌われているサインではないというのが共通した見立てよ。

「パパじゃないと泣き止まない」時期はいつまで続きますか?

夜泣き自体は生後6ヶ月〜1歳半頃にピークを迎え、睡眠サイクルが安定してくる2歳頃を過ぎると落ち着くことが多いとされているわ。ただし個人差があり、2〜3歳まで続くケースもあると紹介されているの。

パパじゃないと泣き止まないとき、ママは無理に自分であやすべきですか?

パパが対応できる状況なら、思い切って任せてしまうのも一つの選択肢よ。専門情報でも、赤ちゃんを完全に放置するのは避けたほうがよいとされている一方で、対応できる人が交代してあやすこと自体は問題ないと考えられているわ。