1歳2ヶ月で夜泣きが突然始まる背景には、発達や分離不安、昼寝・生活リズムの変化、入眠環境、体調不良などが考えられます。まず体調を確認し、そのうえで夜泣きが始まる直前の数日間に何が変わったかを振り返るのがポイントです。
昨日まで朝まで眠っていたのに、急に夜中に泣くようになった。抱っこしても何度も起き、「1歳2ヶ月になって、なぜ今さら?」と戸惑う家庭もあるでしょう。
1歳2ヶ月は、1日の睡眠時間だけでなく、歩行や探索行動、人との関わり方まで大きく変わる時期です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、1〜2歳児の推奨睡眠時間は昼寝を含めて1日11〜14時間と紹介されています。
一方、突然の夜泣きには発熱や痛みなどが隠れていることもあります。「成長だから」と最初から決めつけず、①体調、②直前の変化、③昼寝・生活リズム、④寝室と寝かしつけの順に確認していきましょう。
1歳2ヶ月で夜泣きが突然始まるのはなぜ?
1歳2ヶ月の突然の夜泣きは、ひとつの原因ではなく、発達・心理・生活リズム・環境・体調が重なって起きる可能性があります。
「今まで眠れていたのに急に起きるようになった」からといって、睡眠の発達が後戻りしたとは限りません。
厚生労働省の「こどもの睡眠」では、1〜2歳児は昼寝を含めて1日11〜14時間の睡眠が推奨されています。ただし、これは「毎晩途中で起きない」という意味ではありません。
幼い子どもの睡眠は、大人のように毎日ほぼ同じ状態で固定されるわけではなく、生活や発達の変化によって夜間の覚醒が目立つことがあります。
1歳2ヶ月は「動ける世界」が急に広がる時期
1歳を過ぎるころから、子どもは自分で移動し、周囲を探索する場面が増えていきます。
米国CDC(疾病予防管理センター)も、1〜2歳の時期について、子どもがより活発に動き、新しい物を探索し、自分や周囲への認識を深めていく時期だと説明しています。
歩き始めた子なら、昨日まで届かなかった場所へ今日は自分で行けます。大人の行動をまねたり、聞いた言葉に反応したり、気になるものを追いかけたりする時間も増えていきます。
つまり、1歳2ヶ月は「昼間の情報量」が大きくなりやすい時期です。
ただし、「刺激をたくさん受けたから必ず夜泣きする」と医学的に断定できるわけではありません。夜泣きが始まった時期と、新しい行動や外出が増えた時期が重なっていないかを見る、一つの観察ポイントと考えてください。
分離不安が夜の目覚めに表れることもある
1歳2ヶ月という年齢を考えるうえで、もう一つ知っておきたいのが分離不安です。
英国NHSは、保護者と離れると泣いたり強く求めたりする分離不安は、生後6か月ごろから3歳ごろまでの幼い子どもによくみられる発達上の反応と説明しています。
また、米国小児科学会が運営するHealthyChildren.orgでは、乳児期後半からみられる分離不安によって睡眠が乱れ、夜中に何度か目覚めて保護者を求めて泣く場合があるとしています。
これは、1歳2ヶ月で突然夜泣きが始まる理由を考えるうえで重要な視点です。
昼間は元気に遊べていても、夜中に眠りが浅くなった瞬間、そばにいた保護者を確認できず不安になることがあります。
以前なら少し目を覚ましてもそのまま眠れたのに、発達とともに「いつもいる人がいない」と認識できるようになり、泣いて呼ぶようになることも考えられるのです。
「甘えさせすぎたから夜泣きになった」と考える必要はありません。
むしろ、人とのつながりを理解する力が育つ途中で起きる変化の一つとして見るほうが自然です。
1歳2ヶ月の突然の夜泣きで確認したい5つの原因
夜泣きが突然始まったときは、原因を当てようとするより、「以前と何が変わったか」を順番に確認するほうが実践的です。
まず見るポイントは次の5つです。
- 発熱、鼻水、咳、嘔吐、下痢、痛みなど体調の変化
- 昼寝の時刻や長さ、朝の起床時刻
- 保育園、旅行、帰省、外出など日中の変化
- 寝る場所、明るさ、音、衣類など睡眠環境
- 抱っこや添い寝など寝つくときの条件の変化
原因1:昼寝や就寝時刻が変わった
1歳2ヶ月の睡眠を考えるとき、夜だけを切り離して見るのはおすすめできません。
昼寝がいつもより遅かった、反対に十分に眠れなかった、休日に朝寝坊した。こうした変化があると、夜の眠り方も変わる可能性があります。
厚生労働省の「こどもの睡眠」が紹介する1〜2歳児の11〜14時間という目安も、夜間睡眠だけでなく昼寝を含む24時間全体の数字です。
そのため、「夜に何時間寝たか」だけではなく、朝から翌朝までの睡眠を一つのまとまりとして見ることが大切です。
たとえば、起床7時、昼寝12時30分〜14時、就寝20時30分という日が続いていたのに、夜泣きが始まった直前から昼寝が16時近くまでずれていれば、そこは確認する価値があります。
逆に、外出で昼寝がほとんどできず、夕方から極端に眠そうだった日も記録してみましょう。
ここで重要なのは、「理想の昼寝時間」を無理に作ることではありません。
その子にとって、夜泣き前と後で何が変わったのかを見ることです。
原因2:保育園や外出など日中の環境が変わった
入園、慣らし保育、旅行、帰省、人が多い場所への外出、家族構成や生活時間の変化なども確認します。
1歳2ヶ月の子どもは、「今日は知らない人が多くて緊張した」「保育園でいつもと違う出来事があった」と説明することはできません。
一方で、周囲を見る力や人を区別する力は少しずつ育っています。
そのため、昼間は楽しそうに過ごしていたとしても、いつもと違う一日が続いたあとに睡眠の様子が変わることはあり得ます。
とくに、保育園へ通い始めた、長期休暇で生活が変わった、旅行から帰った直後などは、数日単位で夜泣きとの重なりを見ると整理しやすいでしょう。
原因3:分離不安が強くなっている
「寝かせると泣く」「夜中に親が離れると激しく泣く」「特定の人の抱っこでないと落ち着かない」。
こうした様子が目立つ場合は、分離不安との関連も考えられます。
HealthyChildren.orgでは、分離不安による睡眠の乱れでは、子どもが夜間に繰り返し目覚め、保護者を求めることがあると説明しています。
またNHSも、6か月〜3歳ごろの子どもが保護者と離れたときに泣いたり、しがみついたりすることは珍しくないとしています。
つまり1歳2ヶ月は、まさにこの範囲に入ります。
夜泣きのときに抱っこを求めるからといって、それだけで「抱き癖」「寝かしつけの失敗」と判断する必要はありません。
安心を確認したあと、落ち着いた環境で再び眠れるように支えることを考えていきましょう。
原因4:寝つくときの条件が変わった
夜中に起きたときだけでなく、最初にどう眠りについたかも確認してみてください。
たとえば、
「以前は布団で添い寝して眠っていたが、最近は毎日抱っこで寝落ちする」
「保護者と同じ部屋だったが寝室を変えた」
「いつも寝かしつけていた人が変わった」
というような変化です。
幼い子どもは夜中に途中で目を覚ますことがあります。そのとき、寝ついたときと周囲の状態が大きく違えば、再び同じ条件を求めて泣くことも考えられます。
ただし、抱っこや添い寝そのものが「悪い」という意味ではありません。
家庭によって続けやすい寝かしつけ方は違います。大切なのは、急な変更がなかったか、家族が無理なく続けられる方法になっているかです。
原因5:発熱や痛みなど体調が変わった
突然始まった夜泣きで、最初に除外したいのは体調不良です。
子どもは1歳2ヶ月ではまだ、「耳が痛い」「喉が痛い」「お腹が気持ち悪い」と正確に言葉で説明することが難しい年齢です。
そのため、痛みや不快感が「泣く」「眠れない」「何度も起きる」という形で表れる可能性があります。
ここは夜泣きの一般論だけで片づけないことが大切です。
体温、顔色、呼吸、水分、食事、尿や便、嘔吐、日中の元気を合わせて確認してください。
1歳2ヶ月の夜泣きで受診・相談を考えるサインは?
夜泣きに加えて呼吸がおかしい、ぐったりしている、けいれんする、水分がとれないなど明らかな体調変化がある場合は、睡眠の問題として様子を見続けないことが重要です。
日本小児科学会が監修する「こどもの救急(ONLINE-QQ)」は、生後1か月〜6歳の子どもについて、夜間や休日に医療機関を受診するか判断するときの目安を提供しています。
1歳2ヶ月は対象年齢に含まれます。
とくに次のような状態では、夜泣きそのものより全身状態を優先して判断してください。
- 呼吸が苦しそう、呼吸の様子が普段と明らかに違う
- けいれんがある
- ぐったりして反応が弱い
- 水分を十分にとれない
- 嘔吐や下痢を繰り返す
- 顔色が悪い
- 激しく泣き続け、いつもの対応でも落ち着かない
- 高熱など、夜泣き以外の症状が強い
これらは「夜泣きなら危険」という意味ではありません。
夜泣きに別の症状が重なっているときは、原因を睡眠だけに求めないということです。
「いつもの泣き方と違う」も大切な情報
子どもの体調は、体温の数字だけで判断できないことがあります。
たとえば「声に力がない」「抱いても反応が鈍い」「昼間から機嫌が極端に悪い」「いつもより眠ってばかりいる」といった変化です。
毎日一緒にいる人が感じる「今日は何か違う」は、受診時にも役立つ情報になります。
体調判断に迷う場合は、夜間・休日なら「こどもの救急」などの公的・専門的な情報を参考にしつつ、地域の小児救急相談や医療機関へ相談してください。
この記事だけで病気の有無を判断することはできません。
1歳2ヶ月の夜泣きが突然始まったときの対策は?
体調面で気になるサインがなければ、次は生活リズムと眠る環境を一度に全部変えず、一つずつ整えるのがおすすめです。
夜泣きを一晩でなくすことを目標にするより、「何を変えたらどうなったか」を見られる状態にしたほうが原因を探りやすくなります。
まず3〜7日だけ睡眠を記録する
わたしが最初におすすめしたいのは、特別なグッズではなく短い記録です。
記録するのは次の程度で十分です。
- 朝に起きた時刻
- 昼寝の開始・終了時刻
- その日の主な外出や保育園の変化
- 就寝した時刻
- 夜泣きした時刻と回数
- 体調や食欲の変化
- どう対応すると落ち着いたか
大切なのは細かい育児日誌を作ることではありません。
「夜泣きの前日に昼寝が遅くなっていないか」「保育園の日だけ違うのか」「鼻水が出始めた日と一致していないか」を比較するための材料にします。
原因を推測する前に、変化を並べてみる。
これは、突然始まった夜泣きほど役立つ方法だとわたしは考えています。
朝の起床時刻を大きく変えすぎない
夜中に何度も起こされれば、翌朝は親も子も眠いものです。
ただ、夜泣きのたびに起床時刻が数時間ずれると、その日の昼寝や就寝も変わりやすくなります。
毎日1分単位で同じにする必要はありませんが、できる範囲で「だいたい同じ時間帯に朝を始める」ことを意識してみてください。
カーテンを開けて朝の光を入れ、着替えや朝食など普段の流れへ戻していきます。
夜の眠りは、夜だけで作られるものではありません。
昼寝は「長さ」だけでなく「終わる時刻」を見る
「昼寝をしたから夜泣きした」「昼寝を減らせば夜眠る」と単純に考えるのは避けたいところです。
1〜2歳児の推奨睡眠時間は、厚生労働省が紹介する基準でも昼寝込みで11〜14時間です。
睡眠が不足している子から無理に昼寝を削れば、かえって夕方に疲れすぎる場合があります。
見るべきなのは、これまでの生活との違いです。
夜泣きが始まる前は14時ごろまでに昼寝が終わっていたのに、最近は夕方近くまで眠るようになったのであれば、そこに変化があります。
反対に、昼寝がまったくできない日が増えたなら、それも記録します。
「適正時間を当てる」より、その子自身の変化を見つけるほうが先です。
寝る前の流れを毎日シンプルにする
英国NHSも、幼い子どもの睡眠について、落ち着ける予測可能な就寝ルーティンを作ることを勧めています。
たとえば、
「入浴→着替え→水分→絵本→照明を落とす→就寝」
程度の簡単な流れで構いません。
大切なのは豪華な寝かしつけを作ることではなく、同じ順序を繰り返すことです。
時計を読めない1歳2ヶ月の子どもにとっては、暮らしの順番そのものが「もう眠る時間だよ」と知らせる合図になります。
夜泣き対策を調べるたびに新しい方法を試したくなりますが、毎晩ルールが変わるとかえって家族も疲れてしまいます。
まず続けられる流れを一つ決めてみましょう。
夜中は明るく・楽しくしすぎない
夜泣きしたとき、「目が覚めたなら遊ばせたほうが機嫌が直るかも」と感じることがあります。
しかし体調に問題がなさそうなら、夜中はできるだけ静かな環境を保ちます。
安全と体調を確認し、落ち着いた声をかけ、必要なら抱っこや添い寝で安心させます。
このときも「抱っこしたら癖になる」と一律に怖がる必要はありません。
分離不安が関係している場合、子どもが保護者の存在を確かめたがることもあります。
家庭全体が消耗しない方法を選ぶことが大切です。
1歳2ヶ月の夜泣きはいつまで続く?
1歳2ヶ月で突然始まった夜泣きが、何日・何週間で終わるかを一律に予測することはできません。
生活の変化が原因なら、その環境に慣れるにつれて落ち着くこともあります。
体調不良に伴っていたなら、体調が回復すると睡眠も戻る場合があります。
分離不安が関係している場合も、HealthyChildren.orgでは発達に伴う一時的な段階として説明されており、多くは成長とともに弱まっていくとされています。
ただし、「2歳まで必ず続く」「数週間で必ず終わる」といった決まった期限はありません。
夜泣きの期間だけを見るより、
回数が増えているのか、減っているのか。
日中の元気や食欲は変わっていないか。
生活上の変化がまだ続いているのか。
という経過を見るほうが役立ちます。
一度朝まで眠れた子でも夜泣きは再び起こり得る
赤ちゃん時代の夜泣きが終わり、「もう朝まで寝られるようになった」と感じていた家庭ほど、1歳を過ぎてからの突然の夜泣きに驚きます。
けれど、睡眠は一度完成したら二度と揺らがないものではありません。
1歳2ヶ月前後は、移動能力、人への認識、生活環境が変わりやすい時期です。
その変化とともに夜間の覚醒が一時的に増える可能性はあります。
大切なのは「夜泣きが復活した=何か失敗した」と考えないことです。
一方で、突然始まった強い夜泣きが長く続き、日中にも強い眠気や元気のなさがある場合、いびきや呼吸の異常が気になる場合などは、小児科など専門家への相談も検討してください。
東雲朝陽が考える「1歳2ヶ月・突然」の見方
ここからは、厚生労働省の睡眠情報、分離不安に関する小児科情報、そして行動観察の視点を踏まえた私見です。
わたしがこのテーマでいちばん重要だと考える言葉は、やはり「突然」です。
「ずっと夜泣きしている」場合と、「昨日まで眠れていたのに急に始まった」場合では、見るべきところが少し違います。
突然始まったなら、まず原因を名付けるより変化した日を探す。
これが実用的です。
たとえば4日前に保育園の生活が変わった。
3日前から昼寝が遅くなった。
2日前から鼻水が出ている。
昨日から歩ける距離が急に増えた。
こうして時系列に並べると、夜泣きだけを見ていたときには気づかなかった関係が見えてくることがあります。
わたしなら、夜泣きが始まった日を真ん中に置き、前後3日ほどを一枚の地図のように眺めます。
見るのは「睡眠時間」だけではありません。
起床、昼寝、食事、排便、外出、保育園、入浴、就寝、夜泣き、体調。
全部を完璧に記録する必要はなく、「昨日と違ったもの」だけに印をつけます。
この方法の良いところは、家庭で原因を考えやすくなるだけではありません。
小児科などで相談するときにも、「1週間前から夜泣きがあります」だけでなく、「保育園が始まった2日後から、23時と2時に泣くようになり、同時に鼻水も出ています」と具体的に説明できます。
それは、保護者の観察を医療者へ渡せる形にするということです。
泣き止ませることだけを成功にしない
もう一つ、わたしが大切だと思うのは、夜泣きを「成功・失敗」で採点しないことです。
どれだけ生活を整えても、泣く日はあります。
抱っこしても泣く夜もあります。
寝かせたらまた起きる夜もあります。
けれど、体調を確認した。危険なものがないか見た。静かな環境を整えた。安心できるようそばにいた。
そこまでできているなら、その夜を「対策に失敗した」と考える必要はありません。
1歳2ヶ月は、昨日まで届かなかった棚に手が届き、昨日まで言えなかった音を口にするような時期です。
子どもの世界が広がれば、眠り方も揺れることがあります。
だから夜泣きだけを直そうとするのではなく、その子の24時間を見る。
それが、突然始まった夜泣きへの向き合い方として、わたしは最も現実的だと考えています。
1歳2ヶ月で夜泣きが突然始まったときのまとめ
1歳2ヶ月で突然夜泣きが始まった場合は、発達や分離不安、昼寝・生活リズム、寝かしつけ環境、体調の順に整理してみましょう。
厚生労働省の「こどもの睡眠」では、1〜2歳児の睡眠時間は昼寝を含めて1日11〜14時間が推奨されています。また、NHSや米国小児科学会系の情報では、幼い時期の分離不安が夜間の覚醒につながる場合があることも示されています。
そのため、1歳2ヶ月で夜泣きが再び目立っても、それだけで異常とは判断できません。
一方、突然始まったからこそ体調確認は先に行うことが大切です。
呼吸がおかしい、けいれんする、ぐったりしている、水分がとれない、嘔吐や下痢を繰り返すなど夜泣き以外の強い症状がある場合は、睡眠の問題として様子を見続けず、医療機関や小児救急相談を利用してください。
体調に大きな問題が見当たらなければ、まず3〜7日ほど起床、昼寝、就寝、夜泣き、日中の出来事を簡単に記録してみましょう。
「何時に泣いたか」より、「泣くようになる前に何が変わったか」。
その視点を持つと、突然始まった夜泣きを整理しやすくなります。
よくある質問
1歳2ヶ月で急に夜泣きが始まることはありますか?
あります。
1歳2ヶ月ごろは、移動や探索が活発になる一方、分離不安もみられる時期です。昼寝や保育園など生活環境の変化が重なれば、それまで比較的よく眠っていた子でも夜間の覚醒が目立つ可能性があります。
ただし、突然始まった場合は発達だけと決めつけず、発熱や痛みなど体調変化も確認してください。
1歳2ヶ月の夜泣きは抱っこしてもいいですか?
体調と安全を確認したうえで、抱っこして安心させることを一律に避ける必要はありません。
とくに分離不安が強い時期は、夜中に保護者の存在を求めることがあります。毎晩無理なく続けられる方法を家庭ごとに選びましょう。
1歳2ヶ月は1日に何時間くらい寝ればいいですか?
厚生労働省「e-ヘルスネット」の「こどもの睡眠」では、米国睡眠医学会の推奨として、1〜2歳児は昼寝を含め24時間で11〜14時間が目安と紹介されています。
ただし個人差があるため、数字だけでなく日中の機嫌、活動性、眠気なども合わせて見てください。
参考にした公的・専門情報
この記事では、1歳2ヶ月の睡眠時間について、厚生労働省「e-ヘルスネット」の「こどもの睡眠」(2025年6月掲載)を参照しました。同資料では米国睡眠医学会の推奨として、1〜2歳児は昼寝を含めて1日11〜14時間の睡眠が示されています。
また、夜泣きと分離不安については、米国小児科学会が運営するHealthyChildren.org「Separation Anxiety & Sleeping Trouble in Young Children」、英国NHS「Separation anxiety」を参照しました。幼い子どもの分離不安は発達上みられる反応で、夜間に保護者を求めて目覚める場合があります。
受診判断については、日本小児科学会が監修する「こどもの救急(ONLINE-QQ)」を参照しています。同サイトは生後1か月〜6歳の子どもを対象に、夜間・休日に受診するか迷ったときの判断材料を提供しています。症状や緊急性には個人差があるため、この記事だけで診断や受診の要否を決めず、気になる状態があれば医療機関や地域の小児救急相談へ相談してください。
執筆:東雲 朝陽(四季と暮らしの物語ライター|行動観察エッセイスト|生活文化アナリスト)


