五月が近づくと、窓から入る風が少しだけ軽くなります。
新緑の匂いが混じる午後、親子で作りたくなるのが手作りのこいのぼりです。
大きなこいのぼりを外に飾るのは難しくても、紙やシール、手形や折り紙を使えば、テーブルの上で小さなこいのぼりを泳がせることができます。
ぺたっと貼ったシール。
少しはみ出したクレヨンの線。
小さな手形でできたうろこ。
そのひとつひとつが、今年のこどもの日だけの思い出になります。
わたしは、こいのぼり製作の良さは、完成度よりも「今の子どもの姿が残ること」にあると思っています。
0歳には0歳の手の小ささがあり、1歳には貼る楽しさがあり、5歳には自分で考えて作る誇らしさがあります。
この記事では、0歳から5歳までの子どもと楽しめる年齢別のこいのぼり製作アイデアを、家庭や保育園でも使いやすい形で紹介します。
手形アート、シール貼り、折り紙、自然素材、ミニこいのぼりなど、子どもの発達や興味に合わせて選べる内容にまとめました。
「うちの子にはまだ早いかな」と思う年齢でも、大人が少し手伝えば楽しめる方法があります。
今年のこどもの日は、親子で小さなこいのぼりを作りながら、春から初夏へ向かう時間を味わってみませんか。
わたしの考え
子どもの工作は、きれいに仕上げるためだけの時間ではありません。
その年齢の手の動き、好きな色、集中する横顔が残る、小さな成長記録です。
こいのぼり製作は、こどもの日を「飾る行事」から「親子で作る行事」へ変えてくれる、やさしい季節の遊びだと感じています。
完成した作品を見るたびに、「この年のこの子は、こんな色を選んだんだな」と思い出せるところが、手作りのいちばん素敵なところです。
- 0歳から5歳までの年齢別こいのぼり製作アイデア
- 赤ちゃんや幼児でも楽しめる簡単な作り方
- 手形・シール・折り紙・自然素材を使った制作例
- 親子で楽しく作るための声かけや安全のポイント
- 室内に飾れるミニこいのぼりの作り方と飾り方
0歳児向けのこいのぼり製作|初めてのこどもの日を形に残す

0歳児の手形こいのぼり
0歳の赤ちゃんにとって、こいのぼり製作は「自分で作る」というより、色を見る、音を聞く、素材にふれるところから始まります。
小さな手で紙を握ったり、揺れるこいのぼりを目で追ったりするだけでも、赤ちゃんにとっては立派な季節の体験です。
わたしは、0歳のこいのぼり製作でいちばん大切なのは、赤ちゃんの今を無理なく残すことだと思っています。
小さな手形。
初めて見る鮮やかな色。
抱っこされながら眺めるこいのぼり。
そのすべてが、あとから見返したときに胸があたたかくなる記録になります。
0歳児のこいのぼり製作は、赤ちゃんが安全に楽しめることと、親子の思い出として残せることを大切にしましょう。
色と音で楽しむ赤ちゃん向けこいのぼり
赤ちゃんは、はっきりした色や、やさしく揺れるものに興味を示すことがあります。
赤、青、黄色などの明るい色を使って、目で楽しめるこいのぼりを作ると、赤ちゃんも眺めやすくなります。
素材は、画用紙だけでなく、フェルトや布などのやわらかいものもおすすめです。
ただし、赤ちゃんが口に入れないように、必ず大人が近くで見守りましょう。
0歳向けこいのぼりの材料例
- フェルト:やわらかく、色がはっきりして見やすいです。
- 布:手触りを楽しめますが、ほつれや小さなパーツに注意しましょう。
- 大きめの画用紙:壁面や台紙に貼りやすく、写真にも残しやすいです。
- リボン:尾びれに使うと、ゆらゆら揺れて楽しい雰囲気になります。
- 鈴:使う場合は、赤ちゃんが触れない場所にしっかり固定しましょう。
鈴やビーズなど小さなパーツは、誤飲の危険があるため、赤ちゃんが直接触る作品には向きません。
音を楽しませたい場合は、大人が持って揺らす飾りとして使うか、赤ちゃんの手が届かない場所に飾ると安心です。
0歳の制作では、「赤ちゃんが作る」より「赤ちゃんと一緒に季節を感じる」くらいの気持ちで十分です。
揺れるこいのぼりを見て目を動かすだけでも、親にとっては忘れたくない瞬間になります。
まだ言葉にならない反応でも、じっと見つめる目や、手を伸ばそうとするしぐさに、赤ちゃんなりの「楽しい」が隠れているのだと思います。
親子で作る手形こいのぼり
0歳児に特におすすめなのが、手形を使ったこいのぼり製作です。
赤ちゃんの小さな手のひらを、こいのぼりのうろこや尾びれに見立てると、成長の記念になります。
手形は、あとから見返したときに「こんなに小さかったんだ」と感じられる宝物です。
わたしは、子どもの手形を見るたびに、時間は静かに進んでいるのだなと感じます。
手形こいのぼりの作り方
- 画用紙に、こいのぼりの形を描くか用意します。
- 赤ちゃんの手に、手形用の水性インクや絵の具を少量つけます。
- こいのぼりの体や背景に、手形をそっと押します。
- 乾いたら、目やうろこを大人が描き足します。
- 名前と日付を書いて完成です。
手形を取るときは、赤ちゃんの機嫌がよい時間を選びましょう。
眠いときやお腹が空いているときは、無理に進めなくて大丈夫です。
一度でうまく押せなくても、それもまた、その日の思い出になります。
0歳の手形こいのぼりは、作品というより、親子の時間を閉じ込めた小さな成長記録です。
0歳児と作るときの安全ポイント
0歳児との製作では、かわいさ以上に安全を大切にしましょう。
小さなパーツやはがれやすい飾りは、赤ちゃんが口に入れてしまう可能性があります。
安全に楽しむポイント
- 小さなシール、ビーズ、鈴は赤ちゃんの手が届かない場所に使う。
- のりや絵の具は、赤ちゃん向け・水性タイプを選ぶ。
- 手形を取ったあとは、すぐに手を洗う。
- 作品を触らせる場合は、大人が必ずそばで見守る。
- 無理に参加させず、赤ちゃんの機嫌を優先する。
0歳のこどもの日は、完璧な作品を作る日ではありません。
赤ちゃんの小さな手を眺めながら、「今年はこんなふうに迎えたね」と残しておく日です。
初めてのこいのぼりが、親子にとってやさしい記念になりますように。
1歳児向けのこいのぼり製作|貼る・触るを楽しむ簡単工作

1歳児のシールこいのぼり
1歳になると、指先を使ってシールを貼ったり、紙を触ったりすることが少しずつ楽しくなってきます。
まだ細かい作業は難しくても、「自分で貼れた」「触ってみた」という体験が、子どもにとっては大きな一歩です。
こいのぼり製作でも、難しい形を作る必要はありません。
大人がこいのぼりの土台を用意し、子どもがシールや紙を貼るだけで、十分かわいい作品になります。
1歳児のこいのぼり製作は、完成度よりも「自分で手を動かした」という喜びを大切にしましょう。
わたしは、1歳の工作には、少し不思議な感動があると思っています。
昨日までうまく貼れなかったシールが、今日はぺたっと貼れる。
その小さな変化に、子どもの成長がぎゅっと詰まっています。
ペーパーこいのぼりで折る・貼るを楽しむ
1歳児には、紙を使ったシンプルなこいのぼりがおすすめです。
大人があらかじめ画用紙をこいのぼりの形に切っておき、子どもには飾りつけを楽しんでもらいましょう。
紙を少し折ってみたり、ちぎった折り紙を貼ったりするだけでも、手先を使う楽しい時間になります。
うまく貼れなくても大丈夫です。
のりが少しはみ出しても、紙が重なっても、それがその子らしい作品になります。
ペーパーこいのぼりの作り方
- 大人が画用紙を横長のこいのぼり型に切ります。
- 目の部分を丸シールや紙で用意します。
- 子どもに折り紙や色紙を渡し、自由に貼ってもらいます。
- クレヨンで線や模様を描いても楽しいです。
- 完成したら壁や台紙に貼って飾ります。
1歳児の場合、のりを使うよりも、両面テープやシールタイプの材料のほうが扱いやすいことがあります。
手が汚れるのを嫌がる子もいれば、のりの感触を楽しむ子もいます。
その子の反応を見ながら、無理なく進めるのがおすすめです。
親が形を作り、子どもが模様をつける。
それだけで、親子合作のこいのぼりになります。
シール貼りで楽しむオリジナルこいのぼり
1歳児が特に楽しみやすいのが、シール貼りです。
丸シールをうろこに見立てて貼るだけで、こいのぼりらしい雰囲気が出ます。
シールを台紙からはがす動きは、子どもにとって少し難しい作業です。
最初は大人が少しだけ端をめくってあげると、貼りやすくなります。
シールこいのぼりの楽しみ方
- 丸シールをうろこに見立てて貼る。
- 大きめのシールを使って、つまみやすくする。
- 赤・青・黄色など、色の名前を言いながら貼る。
- 貼る場所は決めすぎず、自由に任せる。
- 完成後に「どこに飾る?」と一緒に考える。
「赤いシールだね」
「ここに貼れたね」
「こいのぼりが元気になってきたね」
そんな声かけをしながら進めると、制作の時間が親子の会話になります。
1歳児にとって、シールを一枚貼ることは、ちゃんとした達成です。
大人には小さなことに見えても、子どもにとっては「自分でできた」という大切な経験になります。
1歳児と作るときのコツ
1歳児との製作は、予定通りに進まないことも多いです。
途中で飽きたり、シールを別の場所に貼ったり、紙をくしゃっと握ったりすることもあります。
けれど、それも含めて1歳らしい工作です。
大人が「こいのぼりらしくしなきゃ」と思いすぎると、せっかくの楽しい時間が少し窮屈になってしまいます。
1歳児と楽しむポイント
- 制作時間は10分から15分くらいでも十分です。
- 小さすぎるパーツは避けましょう。
- 口に入れないように、大人がそばで見守りましょう。
- 見本通りに貼れなくても直しすぎないようにしましょう。
- 完成したら、子どもの目線に近い場所に飾ると喜びやすいです。
わたしは、1歳児の作品には、その日の勢いがそのまま出ると感じます。
シールが片側に集まっていたり、目が少しずれていたり。
その不完全さこそ、あとから見返したときに愛おしくなる部分です。
今年のこいのぼりは、上手に作るよりも、親子で「ぺたっ」と笑う時間を残してみてください。
2歳児向けのこいのぼり製作|色選びと素材遊びを楽しもう

2歳児の素材あそびこいのぼり
2歳になると、少しずつ「自分でやりたい」という気持ちが強くなってきます。
色を選ぶ、紙をちぎる、のりで貼る、クレヨンで描く。
ひとつひとつの動きに、その子らしい好みやこだわりが見えてきます。
こいのぼり製作でも、2歳児には自由に選べる楽しさを用意してあげるのがおすすめです。
赤にするのか、青にするのか。
丸い模様にするのか、ぐるぐる線にするのか。
大人が思う以上に、子どもは自分なりの世界を持っています。
2歳児のこいのぼり製作は、正しく作るよりも、色や素材に触れながら「自分で選ぶ楽しさ」を味わうことが大切です。
わたしは、2歳の作品を見ると、その日の気分がそのまま紙の上に出ているように感じます。
赤ばかり選ぶ日もあれば、シールを一か所にぎゅっと集める日もあります。
その小さな選択が、子どもの今を教えてくれます。
布切れで作るカラフルこいのぼり
2歳児には、布切れを使ったこいのぼりも楽しい制作になります。
紙とは違うやわらかさや、ざらざら・ふわふわした手触りを感じられるからです。
大人があらかじめ布を大きめに切っておき、子どもには好きな布を選んで貼ってもらいましょう。
うろこのように並べても、自由に貼っても大丈夫です。
布切れこいのぼりの作り方
- 画用紙でこいのぼりの土台を作ります。
- 布切れを大きめの四角や丸に切っておきます。
- 子どもに好きな布を選んでもらいます。
- 両面テープやのりで、こいのぼりの体に貼ります。
- 最後に目をつけて完成です。
布の柄を選ぶ時間は、子どもにとって小さなお買い物のような楽しさがあります。
「このしましまにする?」
「こっちはふわふわだね」
そんな会話をしながら進めると、制作が感触遊びにもなります。
布を使うと、紙だけでは出せないあたたかさがこいのぼりに加わります。
完成した作品を触ったときにも、作った時間のやわらかさが残ります。
折り紙で作る手作り感たっぷりのこいのぼり
折り紙は、2歳児のこいのぼり製作に取り入れやすい素材です。
まだ難しい折り方は必要ありません。
ちぎる、貼る、丸める、少し折ってみるだけでも十分楽しめます。
大人がこいのぼりの形を用意しておき、子どもには折り紙をちぎって貼ってもらいましょう。
ちぎった紙をうろこに見立てると、カラフルで元気なこいのぼりになります。
折り紙こいのぼりの楽しみ方
- 折り紙をちぎって、うろことして貼る。
- 好きな色を子どもに選んでもらう。
- 丸シールを組み合わせて模様を作る。
- クレヨンで線や点を描き足す。
- 完成したら、壁や窓辺に飾る。
2歳児は、のりの量を調整するのがまだ難しいこともあります。
スティックのりを使ったり、大人が少し手を添えたりすると進めやすくなります。
折り紙をちぎる音、貼る感触、色が重なる楽しさ。
その全部が、2歳児にとっては大切な体験です。
2歳児と作るときの声かけのコツ
2歳児と制作するときは、「上手だね」だけでなく、子どもの選んだ色や動きに寄り添う声かけがおすすめです。
評価するよりも、見つけたことをそのまま言葉にしてあげると、子どもは安心して手を動かしやすくなります。
声かけの例
- 「赤い紙を選んだんだね。」
- 「ここに貼りたかったんだね。」
- 「たくさんうろこができてきたね。」
- 「このこいのぼり、元気に泳ぎそうだね。」
- 「一緒に作ると楽しいね。」
子どもが思った場所と違うところに貼っても、すぐに直さなくて大丈夫です。
2歳の作品には、2歳にしか出せない勢いがあります。
その勢いを受け止めると、制作時間がぐっと楽しくなります。
わたしは、子どもの作品には「その日の心の天気」が出ると思っています。
にぎやかな日も、静かな日も、全部その子らしいこいのぼりです。
2歳児と作るときの安全ポイント
2歳児は、自分でやりたい気持ちが増える一方で、まだ道具の扱いには注意が必要です。
はさみを使う場合は、必ず大人がそばで見守りましょう。
難しい場合は、切る工程を大人が担当してもかまいません。
安全に楽しむポイント
- 布や紙は大きめに切っておく。
- 小さなビーズや取れやすい飾りは避ける。
- のりやクレヨンは子ども向けのものを選ぶ。
- はさみを使う場合は、大人が手を添える。
- 飽きたら無理に続けず、途中で終えてもよい。
2歳児のこいのぼり製作は、最後まできちんと仕上げることより、素材に触れて楽しむことが大切です。
途中で終わった作品も、その日の親子時間の証です。
色とりどりの紙や布を広げて、子どもの「これがいい」を一緒に楽しんでみてください。
小さなこいのぼりが、親子のテーブルに春の風を連れてきてくれます。
3歳児向けのこいのぼり製作|動きのある立体工作に挑戦

3歳児の立体こいのぼり
3歳になると、少しずつ「作って終わり」ではなく、作ったもので遊ぶ楽しさも広がってきます。
ゆらゆら揺れる。
シャカシャカ音がする。
棒につけると手に持って泳がせられる。
そんな動きがあるだけで、こいのぼり製作はぐっと楽しい時間になります。
3歳児のこいのぼり製作では、立体感や動きのある工夫を少し取り入れてみましょう。
ただし、細かすぎる作業や小さなパーツは無理をせず、大人が準備しておくと安心です。
3歳児のこいのぼり製作は、「作る楽しさ」と「作ったあとに遊ぶ楽しさ」をつなげるのがおすすめです。
わたしは、3歳頃の工作には、子どもの好奇心がよく表れると感じています。
「どうして音がするの?」
「どうやったら泳ぐの?」
そんな小さな疑問が、制作をただの作業ではなく、発見の時間に変えてくれます。
キラキラ素材で作る立体こいのぼり
3歳児には、キラキラした素材や透明な容器を使った立体こいのぼりも楽しいアイデアです。
ペットボトルや透明カップを使うと、光を通してきれいに見え、手に持ったときの存在感も出ます。
中に入れるものは、ビーズではなく、大きめの折り紙片やカラフルなセロファンなどにすると安心です。
小さなパーツを使う場合は、必ず大人が管理し、ふたが開かないようにしっかり固定しましょう。
立体こいのぼりの作り方
- 透明カップや小さめのペットボトルを用意します。
- 外側に目やうろこのシールを貼ります。
- 中に折り紙片やセロファンを入れます。
- 尾びれとしてリボンや細長い紙をつけます。
- ストローや割り箸に固定すると、手持ちこいのぼりになります。
透明な素材を使うと、光が当たったときに中の色がきらっと見えます。
子どもはその小さな変化に目を輝かせることがあります。
立体こいのぼりは、完成したあとに「見せたい」「持ちたい」という気持ちが生まれやすい工作です。
作ったものを持って部屋の中を歩くだけでも、こどもの日ごっこのように楽しめます。
トイレットペーパーの芯で作るエコこいのぼり
家にある材料で作りたいときは、トイレットペーパーの芯を使ったこいのぼりがおすすめです。
筒の形をそのまま活かせるので、簡単に立体的なこいのぼりになります。
芯に折り紙や画用紙を巻き、目やうろこをつけるだけで、ころんとかわいいこいのぼりができます。
横向きに飾ると、空を泳いでいるような雰囲気になります。
芯こいのぼりの作り方
- トイレットペーパーの芯に色紙や折り紙を巻きます。
- 丸シールや紙で目をつけます。
- うろこをシールやクレヨンで飾ります。
- 尾びれとして細長い折り紙やリボンをつけます。
- ひもで吊るすか、棒につけて飾ります。
トイレットペーパーの芯は、子どもが握りやすい太さです。
工作が終わったあとも、手に持って遊びやすいところが魅力です。
身近な廃材が、こどもの日の飾りに変わる瞬間は、子どもにとって小さな魔法のようです。
「これ、捨てるものじゃなくて、こいのぼりになるんだね」と感じられることも、よい体験になります。
新聞紙や段ボールで作る大きめこいのぼり
3歳児は、少し大きな作品にも興味を持ちやすい時期です。
新聞紙や段ボールを使えば、体全体で楽しめるような大きめのこいのぼりも作れます。
大人が大まかな形を作り、子どもは色を塗ったり、うろこを貼ったりする担当にすると進めやすくなります。
大きい作品は、完成したときの達成感も大きくなります。
大きめこいのぼりの楽しみ方
- 新聞紙をつなげて、大きなこいのぼりの形にする。
- 段ボールを土台にして、しっかりした壁面飾りにする。
- 絵の具やクレヨンで大きく色を塗る。
- 折り紙のうろこをたくさん貼る。
- 完成したら壁に飾り、写真を撮る。
大きな紙に色を塗ると、子どもはのびのび手を動かせます。
机の上だけでなく、床に新聞紙を広げて制作すると、体も気持ちも大きく動きます。
わたしは、大きなこいのぼりを作る時間には、子どもの「やってみたい」が広がる余白があると思っています。
小さくきれいにまとめるより、大きく大胆に作ることで、子どもの表情がぱっと明るくなることがあります。
3歳児と作るときの安全ポイント
3歳児は自分でできることが増えてきますが、まだ道具の使い方には大人の見守りが必要です。
特に、はさみ、ストロー、ペットボトル、ひもなどを使うときは、安全に配慮しましょう。
安全に楽しむポイント
- ペットボトルや芯の切り口は、テープで保護する。
- 小さなビーズや取れやすいパーツは避ける。
- ひもを使う場合は、首に巻きつかないようにする。
- はさみは子ども用を使い、大人がそばで見守る。
- 動かして遊ぶ作品は、周りにぶつからない場所で楽しむ。
3歳児のこいのぼり製作は、少し動きがあるだけで、子どもの目がきらきらします。
完成したこいのぼりを手に持って、「泳いでるね」と一緒に遊ぶ時間まで含めて、制作の楽しさです。
春の部屋の中で、小さなこいのぼりがゆらゆら動く。
その景色は、親子にとってきっと忘れにくいこどもの日の記憶になります。
4歳児向けのこいのぼり製作|自然や思い出を使ったアート作品

4歳児のお散歩こいのぼり
4歳になると、子どもの想像力や表現力がぐっと豊かになります。
ただ貼るだけ、描くだけではなく、「これは何に見えるかな」「この葉っぱをうろこにしたい」と、自分なりの意味を込めて作ることも増えてきます。
こいのぼり製作でも、自然素材や写真を使うと、作品の中に小さな物語が生まれます。
散歩で拾った葉っぱ。
家族で撮った写真。
お気に入りの色のリボン。
そうした身近なものが、こどもの日の特別な飾りに変わります。
4歳児のこいのぼり製作は、素材を集める時間から楽しむと、作品に季節の記憶が残ります。
わたしは、4歳頃の作品には「その子が何を見て、何を面白いと思ったか」がよく表れると感じています。
大人にはただの葉っぱに見えても、子どもには「こいのぼりのうろこにぴったり」に見えていることがあります。
その発見を一緒に面白がることが、親子製作のいちばん楽しいところです。
葉っぱや花びらで作るお散歩こいのぼり
4歳児におすすめなのが、散歩で集めた葉っぱや花びらを使うこいのぼりです。
作る前に近所を少し歩くだけで、製作の時間がぐっと広がります。
「この葉っぱ、細長いね」
「黄色い花びら、うろこにしたらきれいだね」
そんな会話をしながら材料を集めると、こいのぼり作りが小さな探検になります。
お散歩こいのぼりの作り方
- 散歩中に、落ち葉や花びらを集めます。
- 画用紙でこいのぼりの土台を作ります。
- 葉っぱや花びらをうろこに見立てて並べます。
- のりやテープで貼り付けます。
- 目や尾びれを描き足して完成です。
自然素材を使うときは、落ちているものを拾うようにしましょう。
公園や道端の花を勝手に摘まないように、親子で話しておくと安心です。
葉っぱや花びらは、形も色も一枚ずつ違います。
その違いが、こいのぼりに自然な表情を与えてくれます。
完成した作品を見ると、「この葉っぱ、あの道で拾ったね」と思い出せます。
こいのぼりが、散歩の記憶まで一緒に連れてきてくれるのです。
思い出を詰め込んだフォトこいのぼり
4歳児には、写真を使ったフォトこいのぼりもおすすめです。
家族写真や去年のこどもの日の写真、子どものお気に入りの写真を使うと、思い出がぎゅっと詰まった作品になります。
写真をそのまま貼るだけでなく、こいのぼりのうろこや背景の一部として使うと、オリジナル感が出ます。
子どもと一緒に「どの写真を使う?」と選ぶ時間も楽しいものです。
フォトこいのぼりの作り方
- 使いたい写真を印刷します。
- 画用紙でこいのぼりの土台を作ります。
- 写真を小さく切って、うろこや飾りとして貼ります。
- シールやリボンで周りを飾ります。
- 名前や日付、短いメッセージを書いて完成です。
写真を切る作業は、大人が担当すると安心です。
子どもには貼る位置を選んでもらったり、まわりに模様を描いてもらったりすると参加しやすくなります。
フォトこいのぼりは、飾りでありながら、家族のアルバムのような作品になります。
こどもの日のたびに見返すと、去年と今年の成長を自然に感じられます。
4歳児と作るときは物語を聞いてみる
4歳児とこいのぼりを作るときは、子どもが作った作品について少し質問してみるのもおすすめです。
「このこいのぼりはどこを泳いでいるの?」
「誰と一緒にいるの?」
「この葉っぱは何のうろこにしたの?」
そんなふうに聞くと、子どもの中にある物語が見えてくることがあります。
会話が広がる声かけ
- 「このこいのぼり、どこまで泳いでいくのかな。」
- 「この色を選んだ理由はある?」
- 「この葉っぱ、うろこみたいで面白いね。」
- 「空も描いてみる?」
- 「完成したら誰に見せたい?」
大人が思う完成形と、子どもが思い描いている世界は違うことがあります。
でも、その違いこそが面白いのです。
わたしは、子どもの作品を前にしたとき、つい「何を作ったの?」と聞きたくなります。
けれど、「どんなお話があるの?」と聞くと、子どもの目がふっと輝くことがあります。
4歳児と作るときの安全ポイント
4歳になると、はさみやのりを使える子も増えてきます。
ただし、自然素材や写真、細かい飾りを使う場合は、安全に配慮しながら進めましょう。
安全に楽しむポイント
- 葉っぱや花びらは、汚れや虫がついていないか確認する。
- 自然素材は口に入れないように伝える。
- 写真や厚紙を切る作業は、大人が手伝う。
- 小さな飾りは、誤飲しないように管理する。
- はさみを使うときは、座って落ち着いた環境で行う。
4歳児のこいのぼり製作は、材料を集めるところから、飾るところまで楽しめます。
外で見つけた自然、家族の写真、子どもの好きな色。
それらを一匹のこいのぼりに集めると、今年だけの作品になります。
完成したこいのぼりを見ながら、「これはお散歩のこいのぼりだね」と話せる時間まで含めて、素敵なこどもの日の思い出になるはずです。
5歳児向けのこいのぼり製作|科学とアートで考える楽しさを育てる

5歳児の実験こいのぼり
5歳になると、手先の動きがさらにしっかりしてきて、切る、貼る、組み立てるといった工程にも挑戦しやすくなります。
また、「どうして?」「やってみたい」「こうしたらどうなる?」という探求心もぐんと育ってくる時期です。
こいのぼり製作でも、ただ飾る作品を作るだけでなく、風で動く、水に浮く、光を通すといった要素を入れると、工作が小さな実験になります。
作りながら考える時間は、5歳児にとってとても楽しい学びの時間です。
5歳児のこいのぼり製作は、「作る楽しさ」と「考える楽しさ」を一緒に味わえる内容にすると、子どもの好奇心がぐっと広がります。
わたしは、5歳の子どもが工作中に見せる真剣な顔が好きです。
はさみを使う指先。
どう貼ればきれいに見えるか考える目。
うまくいかなくて少し悔しそうな表情。
その全部が、成長の途中にあるまぶしい姿だと感じます。
切り絵で作るオリジナル模様のこいのぼり
5歳児には、切り絵を使ったこいのぼり製作がおすすめです。
折り紙や色紙を折って、好きな形に切り抜くと、開いたときに思いがけない模様が生まれます。
三角、丸、波線、星の形。
子どもが自分で考えた模様をこいのぼりのうろこにすると、世界にひとつだけのデザインになります。
切り絵こいのぼりの作り方
- 色紙を半分に折ります。
- 端を少しずつ切り抜いて、模様を作ります。
- 開いてできた模様を確認します。
- こいのぼりの体に貼り、うろこや飾りにします。
- 目や尾びれをつけて完成です。
切り絵は、開く瞬間がとても楽しい工作です。
「どんな形になったかな」と一緒に見てみると、子どもの表情がぱっと明るくなることがあります。
うまく切れなくても大丈夫です。
少し不思議な形も、こいのぼりに貼ると面白い模様になります。
窓辺に飾る場合は、薄い紙やセロファンを重ねると、光が透けてきれいに見えます。
晴れた日の窓にこいのぼりの色が映ると、部屋の中に小さな五月の光が広がります。
風で泳ぐこいのぼりを作ってみよう
5歳児には、風で動くこいのぼりも楽しい制作です。
軽い紙やビニール袋、薄い布を使うと、息を吹きかけたり、窓辺に飾ったりしたときにふわっと動きます。
「どうしたらよく泳ぐかな?」
「重い紙と軽い紙、どっちが動くかな?」
そんなふうに考えながら作ると、工作が実験のようになります。
風で泳ぐこいのぼりの作り方
- 薄い紙やビニール袋をこいのぼりの形に切ります。
- 目やうろこを描きます。
- 尾びれに細長い紙やリボンをつけます。
- ストローや割り箸に貼ります。
- 息を吹きかけたり、窓辺に飾ったりして動きを見ます。
風で動く作品は、作ったあとに何度も試したくなります。
少し短くしたら動くのか、尾びれを長くしたら揺れ方が変わるのか。
子ども自身が考えて試す時間が生まれます。
5歳児にとって、「うまくいかなかったからもう一度考える」ことも、大切な経験です。
失敗ではなく、次の工夫につながる時間として楽しめるといいですね。
水に浮かぶこいのぼりで実験遊び
水遊びが好きな子には、水に浮かぶこいのぼりもおすすめです。
発泡トレーや牛乳パック、アルミホイルなど、水に浮きやすい素材を使うと、簡単な実験遊びになります。
ただし、水を使う制作は、必ず大人がそばで見守りましょう。
洗面器や浅いトレーなど、少量の水で楽しむと安心です。
水に浮かぶこいのぼりの作り方
- 発泡トレーや牛乳パックをこいのぼりの形に切ります。
- 油性ペンやシールで目とうろこをつけます。
- 軽い素材で尾びれをつけます。
- 洗面器や浅いトレーに水を入れます。
- そっと浮かべて、動き方を観察します。
「どの素材が浮くかな?」
「重くしたら沈むかな?」
「尾びれを変えたら進むかな?」
そんな問いかけをしながら楽しむと、子どもの探求心が自然に動き出します。
水に浮かぶこいのぼりは、こどもの日らしさと実験遊びが合わさった、5歳児らしい製作です。
遊びながら考える時間は、子どもにとって忘れにくい体験になります。
5歳児と作るときの声かけと安全ポイント
5歳児は「自分でやりたい」という気持ちが強くなる一方で、はさみや水、細かい材料を使う場面ではまだ大人の見守りが必要です。
挑戦したい気持ちを大切にしながら、安全に楽しめる環境を整えましょう。
安全に楽しむポイント
- はさみは子ども用を使い、座って作業する。
- 水を使うときは、少量にして大人が見守る。
- ビニール袋やひもは、首や顔にかからないように注意する。
- 小さなパーツは口に入れないように声をかける。
- うまくいかなくても急かさず、考える時間を待つ。
声かけは、「上手だね」だけでなく、考えた過程を認める言葉がおすすめです。
「ここを工夫したんだね」
「さっきよりよく動いたね」
「どうしてそうしたの?」
そんな言葉が、子どもの考える力を支えてくれます。
わたしは、5歳児のこいのぼり製作には、少し未来を感じます。
自分で考え、試して、また直す。
その姿は、小さな工作を超えて、これからいろいろなことに挑戦していく力の芽のように見えるからです。
今年のこどもの日は、風や水や光と一緒に、考えるこいのぼりを作ってみてください。
紙の鯉が動いた瞬間、子どもの中にも小さな発見が泳ぎ出すはずです。
おしゃれでかわいい!ミニこいのぼりの作り方

ミニこいのぼり飾り
大きなこいのぼりを飾るのは難しくても、ミニこいのぼりなら家の中で気軽に楽しめます。
玄関、窓辺、リビングの棚、子ども部屋。
小さなこいのぼりをひとつ飾るだけで、部屋の空気がふっと五月らしくなります。
ミニこいのぼりは、年齢別の製作アイデアと組み合わせやすいのも魅力です。
0歳の手形を使っても、1歳のシール貼りを使っても、4歳の自然素材を使っても、かわいく仕上がります。
ミニこいのぼりは、作ったあとに飾る楽しみまで味わえる、親子にぴったりのこどもの日工作です。
わたしは、季節の飾りは大きさではなく、目に入ったときの気持ちが大切だと思っています。
小さなこいのぼりでも、朝の光の中でゆらりと揺れているだけで、「もうすぐこどもの日だな」と心が少し弾みます。
窓辺に飾れるミニこいのぼり
窓辺に飾るなら、軽い紙や折り紙、リボンを使ったミニこいのぼりがおすすめです。
少し風が入る場所に吊るすと、尾びれがゆらゆら揺れて、部屋の中にも小さな空が生まれます。
窓辺ミニこいのぼりの作り方
- 折り紙や色紙を小さなこいのぼり型に切ります。
- 目を丸シールやペンでつけます。
- うろこをシールやクレヨンで飾ります。
- 尾びれに細長い紙やリボンをつけます。
- ひもに並べて、窓辺や壁に飾ります。
兄弟姉妹で作る場合は、ひとり一匹ずつ作って並べると楽しいです。
色も形も違うこいのぼりが並ぶと、まるで小さな家族が空を泳いでいるように見えます。
完成した作品を飾ると、子どもは自分の作品が暮らしの中に入ったことを感じやすくなります。
「これ、ぼくが作ったね」
「ここに貼ったシール、かわいいね」
そんな会話も、こどもの日の思い出になります。
ストローで作る手持ちミニこいのぼり
手に持って遊べるこいのぼりを作りたい場合は、ストローを使う方法がおすすめです。
小さなこいのぼりをストローに貼るだけで、子どもが持って楽しめる飾りになります。
写真を撮るときにも使いやすく、こどもの日の記念撮影にもぴったりです。
手形こいのぼりやシールこいのぼりを小さめに作って、ストローにつけてもかわいく仕上がります。
手持ちミニこいのぼりの作り方
- 小さめのこいのぼりを紙で作ります。
- 目やうろこを描いたり貼ったりします。
- 裏側にストローをテープで固定します。
- 尾びれにリボンや細長い紙をつけます。
- 手に持って、ゆらゆら泳がせて遊びます。
ストローを使う場合は、先端でけがをしないように注意しましょう。
小さな子どもが使う場合は、大人が近くで見守ると安心です。
手持ちこいのぼりは、作ったあとに遊べるところが魅力です。
部屋の中を少し歩くだけでも、子どもにとっては自分のこいのぼりを泳がせる楽しい時間になります。
指先サイズのミニチュアこいのぼり
5歳前後の子どもや、細かい作業が好きな子には、指先サイズのミニチュアこいのぼりも楽しい制作です。
小さな折り紙や細い糸、つまようじなどを使うと、かわいいミニ飾りになります。
ただし、小さな材料を使うため、0歳から3歳くらいの子どもには向きません。
小さいきょうだいがいる場合は、誤飲に注意して、大人が管理しましょう。
ミニチュアこいのぼりの楽しみ方
- 小さな折り紙を使って作る。
- つまようじや細いストローに貼る。
- 小さな花瓶や瓶に立てて飾る。
- ミニチュア人形や季節飾りと一緒に並べる。
- 写真を撮って、こどもの日の記録にする。
ミニチュアのこいのぼりは、小さいからこそ、飾る場所を選びません。
食卓の端や本棚、玄関の小さなスペースにも置けます。
わたしは、こういう小さな季節飾りがとても好きです。
忙しい日でも、ふと目に入るだけで、暮らしの中に季節が戻ってくる気がするからです。
ミニこいのぼりを飾るアイデア
完成したミニこいのぼりは、ぜひ親子で飾る場所を決めてみましょう。
「どこに泳がせる?」と聞くだけで、子どもの中に小さな物語が生まれます。
飾り方のアイデア
- 窓辺:光が当たって、明るい雰囲気になります。
- 玄関:家に帰ったときに季節を感じられます。
- リビング:家族で眺めながら会話できます。
- 子ども部屋:自分の作品として大切にしやすくなります。
- 写真コーナー:こどもの日の記念撮影に使えます。
作って終わりではなく、飾って眺める時間まで楽しむと、こいのぼり製作はもっと思い出に残ります。
小さなこいのぼりが部屋の中にあるだけで、こどもの日が少し近づいてくるような気がします。
よくある質問|年齢別こいのぼり製作の疑問

年齢別こいのぼり製作Q&A
年齢別のこいのぼり製作をするときに、保護者の方や保育園・幼稚園の先生が迷いやすいポイントをまとめました。
作る前に少し確認しておくと、当日の制作時間がぐっと安心になります。
こいのぼり製作は何歳からできますか?
こいのぼり製作は、0歳からでも楽しめます。
ただし、0歳の場合は赤ちゃん自身が作るというより、手形を取ったり、親が作ったこいのぼりを見せたりする楽しみ方が中心です。
1歳頃からはシール貼りや紙を触る遊び、2歳頃からは色選びやちぎり紙、3歳以降は立体工作や簡単なはさみに挑戦しやすくなります。
年齢はあくまで目安なので、子どもの興味や発達に合わせて無理なく選びましょう。
保育園や幼稚園の制作にも使えますか?
はい、使えます。
この記事の年齢別アイデアは、家庭だけでなく、保育園や幼稚園のこどもの日制作にも取り入れやすい内容です。
乳児クラスなら手形やシール貼り、幼児クラスなら折り紙、ちぎり絵、立体工作などにすると進めやすくなります。
大人数で行う場合は、あらかじめこいのぼりの形やうろこパーツを用意しておくと、制作時間が落ち着きます。
はさみを使わずに作れるこいのぼりはありますか?
あります。
大人があらかじめこいのぼりの形を切っておけば、子どもはシールを貼る、クレヨンで描く、折り紙をちぎって貼るだけで楽しめます。
特に0歳・1歳・2歳では、はさみを使わない制作のほうが安心です。
シール貼り、手形アート、ちぎり絵、丸シールのうろこ作りなどは、低年齢でも取り入れやすい方法です。
こいのぼり製作で注意することはありますか?
小さなパーツの誤飲、はさみや竹串などの道具、のりや絵の具の扱いには注意しましょう。
特に0歳から2歳頃までは、ビーズや小さなシール、取れやすい飾りを口に入れないよう、大人がそばで見守ることが大切です。
水や風を使った実験工作をする場合も、必ず大人が一緒に行いましょう。
楽しい制作時間のすぐ隣に、安全へのまなざしを置いておくことが大切です。
完成したこいのぼりはどこに飾るのがおすすめですか?
家庭なら、玄関、リビング、窓辺、子ども部屋がおすすめです。
子どもの目に入りやすい場所に飾ると、「自分で作った」という喜びを感じやすくなります。
保育園や幼稚園では、青い模造紙を背景にして壁面に並べると、空を泳ぐような雰囲気になります。
作品に名前や日付を入れておくと、あとから見返したときに成長記録としても楽しめます。
こいのぼり製作におすすめの材料は何ですか?
年齢によっておすすめの材料は変わります。
0歳・1歳なら、画用紙、丸シール、手形用インクなどが使いやすいです。
2歳・3歳なら、折り紙、布切れ、トイレットペーパーの芯、リボンなどを使うと楽しみが広がります。
4歳・5歳なら、自然素材、写真、セロファン、牛乳パック、発泡トレーなどもおすすめです。
身近な材料でも、少し工夫するだけで立派なこいのぼりになります。
大切なのは、材料の立派さではなく、子どもが「触ってみたい」「貼ってみたい」と思えることです。
まとめ|年齢別こいのぼり製作で親子の思い出を残そう

親子で作る思い出こいのぼり
こいのぼり製作は、親子で楽しめるこどもの日の手作り遊びです。
0歳には0歳の楽しみ方があり、1歳には1歳の手の動きがあり、5歳には5歳らしい考える力があります。
同じこいのぼりでも、年齢によってできることも、楽しめることも少しずつ変わります。
だからこそ、その年齢に合った作り方を選ぶことが大切です。
こいのぼり製作の魅力は、完成した作品だけでなく、作っている時間に子どもの成長が見えることです。
小さな手形。
初めて貼ったシール。
自分で選んだ色。
考えて工夫した形。
そのひとつひとつが、今年のこどもの日の記録になります。
わたしは、親子の季節工作は、きれいに残すためのものというより、その日の空気ごと残すものだと思っています。
少し散らかったテーブルも、はみ出したクレヨンも、子どもが「できた」と笑った顔も、全部その年だけの宝物です。
年齢別こいのぼり製作のポイント
- 0歳:手形アートや色を見る遊びで、初めてのこどもの日を記録に残す。
- 1歳:シール貼りや紙遊びで、「自分でできた」を楽しむ。
- 2歳:布や折り紙を使い、色選びや素材遊びを楽しむ。
- 3歳:トイレットペーパーの芯や廃材を使い、動きのある立体工作に挑戦する。
- 4歳:葉っぱや写真を使い、自然や思い出を作品に取り入れる。
- 5歳:切り絵や風・水の実験で、考える楽しさも味わう。
年齢はあくまで目安です。
同じ3歳でも、貼るのが好きな子もいれば、描くのが好きな子もいます。
5歳でも、細かい作業より大きく塗るほうが好きな子もいます。
大切なのは、年齢に合わせすぎることではなく、その子の「やってみたい」に寄り添うことです。
親子で作るときに大切にしたいこと
こいのぼり製作では、つい「きれいに作らせたい」「見本通りに仕上げたい」と思うことがあります。
けれど、子どもの作品には、大人が直さないほうが残る良さもあります。
シールが片側に集まっていても。
うろこが大きすぎても。
顔が少し不思議でも。
それは失敗ではなく、その子が自分で考えて手を動かした証です。
親子で楽しむための声かけ
- 「この色を選んだんだね。」
- 「ここに貼りたかったんだね。」
- 「元気に泳ぎそうなこいのぼりだね。」
- 「一緒に作ると楽しいね。」
- 「どこに飾ろうか。」
評価するより、子どもの見ている世界を一緒に見てみる。
それだけで、制作の時間はぐっとあたたかくなります。
こいのぼり製作は、親が教える時間でありながら、子どもの世界を見せてもらう時間でもあります。
今年だけのこいのぼりを飾ろう
完成したこいのぼりは、ぜひ家の中に飾ってみてください。
冷蔵庫、玄関、リビングの壁、窓辺、子ども部屋。
どこでもかまいません。
子どもは、自分の作品が飾られているのを見ると、少し誇らしそうな顔をします。
その表情を見るたびに、季節行事は飾りそのものではなく、家族の気持ちをつなぐものなのだと感じます。
今年作ったこいのぼりは、来年にはもう同じものは作れません。
手の大きさも、好きな色も、貼り方も、きっと少し変わっているからです。
だからこそ、今の子どもと作る一匹には、今年だけの価値があります。
2026年のこどもの日は、親子で小さなこいのぼりを作ってみませんか。
紙の上に泳ぎ出した一匹が、春から初夏へ向かう風と、家族の思い出をそっと連れてきてくれるはずです。
- 0歳から5歳まで、子どもの発達に合わせたこいのぼり製作を楽しめます。
- 0歳は手形、1歳はシール貼り、2歳は素材遊び、3歳は立体工作、4歳は自然や写真、5歳は科学遊びがおすすめです。
- 年齢は目安なので、子どもの興味や得意な動きに合わせて内容を調整しましょう。
- 完成度よりも、親子で作る時間や子どもの「できた」という気持ちを大切にしましょう。
- 完成したこいのぼりは、家の中に飾ることで、こどもの日の思い出として残せます。


