五月の光が、少しずつやわらかくなってくる頃。
窓を開けると、風の中に新緑の匂いが混じりはじめます。
その匂いを感じるたびに、わたしは「ああ、今年もこどもの日が近づいてきたんだな」と思います。
そんな季節に、子どもと一緒に作りたくなるのが、折り紙の鯉のぼりです。
大きな鯉のぼりを庭に飾るのは、場所や準備のことを考えると少し大変です。
でも、折り紙ならテーブルの上で気軽に楽しめます。
色を選んで、折って、貼って、少し笑って。
それだけで、部屋の中に小さな五月の風が吹き込んできます。
少し曲がった尾びれも、目の位置がずれた顔も、子どもと作る鯉のぼりなら、それがちゃんと“今年だけの表情”になります。
わたしは、折り紙の鯉のぼりを見るたびに、完璧な作品よりも、親子で向かい合った時間のほうが、ずっと長く心に残るのだと感じます。
この記事では、2026年のこどもの日に向けて、初心者でも簡単に作れる折り紙の鯉のぼりの作り方と、親子で楽しめる飾り方を紹介します。
保育園や幼稚園の制作、家庭での季節工作にも使いやすい内容にまとめました。
この記事でわかること
・折り紙こいのぼりの魅力
・必要な材料
・初心者向けの簡単な作り方
・子どもの年齢別の楽しみ方
・親子で作るときのコツ
・壁面や玄関に飾るアイデア
・失敗しやすいポイントと対策
折り紙で作る鯉のぼりが親子におすすめな理由

親子で楽しむ折り紙こいのぼり
折り紙の鯉のぼりのよいところは、準備が少なく、思い立った日にすぐ作れるところです。
折り紙、のり、ペン、必要ならストローや割り箸。
家にあるもので始められるので、忙しい家庭でも取り入れやすい季節工作です。
わたし自身、子どもと季節の制作をするときに大切にしているのは、「今日は全部きれいに完成させよう」と思いすぎないことです。
その気持ちが強くなると、大人の手がどんどん出てしまいます。
でも、折り紙の鯉のぼりは、少しくらい形がゆがんでも、それが味になります。
折り紙の鯉のぼりには、「上手に作る」より「一緒に季節を感じる」楽しさがあります。
子どもが色を選ぶ。
うろこの模様を描く。
目を貼る。
そのひとつひとつが、こどもの日の記憶になります。
こどもの日は、内閣府の「国民の祝日について」でも、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる日とされています。
折り紙の鯉のぼりは、そんな願いを小さな手の中で形にできる、やさしい行事の楽しみ方だとわたしは感じています。
わたしの感想
折り紙の鯉のぼりは、豪華な飾りではありません。
けれど、子どもが「これ、ぼくが作った」「わたしの鯉のぼり」と言えることに、行事のあたたかさが宿ります。
小さな作品でも、子どもにとっては立派な季節の主役なのだと思います。
鯉のぼりそのものの意味や由来を詳しく知りたい方は、関連記事の鯉のぼりの意味や由来を解説した記事もあわせて読んでみてください。
折り紙の鯉のぼり作りに必要な材料

折り紙こいのぼりの材料
まずは、基本の材料をそろえましょう。
特別な道具は必要ありません。
家の引き出しにあるものを並べるだけでも、制作の時間は始められます。
基本の材料
- 折り紙
- はさみ
- のり、または両面テープ
- 黒ペン、色ペン
- 丸シール、白い紙など目に使えるもの
- ストロー、割り箸、竹串など
- ひも、マスキングテープ
小さな子どもと作る場合は、はさみを使わずにできる工程を増やすと安心です。
目やうろこは、丸シールを使うと簡単に仕上がります。
特に丸シールは、親子制作の心強い味方です。
貼るだけでうろこになり、子どもも「自分でできた」という気持ちを持ちやすくなります。
消費者庁では、子どもがはさみなどの刃物を使うときは、正しい使い方を伝え、保護者の目の届く場所で使うよう注意を呼びかけています。
親子制作では、楽しい気持ちのすぐ隣に安全へのまなざしを置いておきたいですね。
あると便利な材料
- 千代紙や柄つき折り紙
- キラキラ折り紙
- 画用紙
- リボン
- 毛糸
- クラフトパンチ
千代紙を使うと、少し和風で落ち着いた鯉のぼりになります。
キラキラ折り紙を使うと、子どもが喜ぶ華やかな仕上がりになります。
材料を少し変えるだけで、同じ作り方でも印象ががらりと変わります。
赤や青の折り紙は元気な雰囲気に。
千代紙はしっとりとした和の雰囲気に。
金や銀の折り紙は、お祝いらしい特別感を出してくれます。
初心者でも簡単な折り紙こいのぼりの作り方

簡単こいのぼりの作り方
ここでは、折り紙が苦手な方でも作りやすい、基本の鯉のぼりを紹介します。
難しい折り方は使わず、切る・貼る・描くを中心にした方法です。
わたしは、親子で作るなら、まずこのくらい簡単な形から始めるのがいいと思っています。
最初から難しい折り方に挑戦すると、子どもより大人のほうが真剣になってしまうことがあるからです。
作る前の小さなコツ
最初に「今日は上手に作る日じゃなくて、楽しく作る日だよ」と声をかけておくと、親子の空気がふっとやわらかくなります。
工作が苦手な子も、安心して手を動かしやすくなります。
作り方1:折り紙を半分に折る
好きな色の折り紙を1枚選びます。
まず、折り紙を横長になるように半分に折ります。
このとき、折り目を強くつけすぎなくても大丈夫です。
子どもが折る場合は、少しくらいずれても、そのまま進めてあげましょう。
折り紙制作では、完璧な線よりも「自分で折れた」という気持ちの方が大切です。
子どもが折った線は、少し波打っていることがあります。
でも、その線には、その子の手の力や集中した時間が残っています。
そこを大人がすぐ直してしまうのは、少しもったいない気がします。
作り方2:尾びれを作る
折り紙の片側を、三角に切り取ります。
これで鯉のぼりらしい尾びれの形になります。
はさみがまだ難しい子どもの場合は、大人が切ってあげてもかまいません。
年中・年長くらいの子どもなら、線を引いてから切ると挑戦しやすくなります。
尾びれが少し大きくても、小さくても大丈夫です。
鯉のぼりらしさは、形の正確さだけで決まるものではありません。
色や表情、飾ったときの楽しさで、ちゃんと鯉のぼりに見えてきます。
作り方3:目を貼る
白い丸シールや白い紙を使って、鯉のぼりの目を作ります。
黒ペンで目玉を描けば、表情がぐっと出てきます。
目の位置で、鯉のぼりの雰囲気は大きく変わります。
まじめな顔、眠そうな顔、にっこりした顔。
いくつか作って並べると、まるで小さな家族のように見えてきます。
ここは、子どもの個性が出やすいところです。
大人が思うよりもずっと大きな目を貼ったり、左右で違う位置に貼ったりすることもあります。
でも、それが本当にかわいいのです。
作り方4:うろこの模様を描く
色ペンやクレヨンで、うろこを描きます。
丸を並べても、波線を描いても、シールを貼っても大丈夫です。
小さな子どもには、自由に模様を描いてもらいましょう。
大人が思う「鯉のぼりらしさ」から少し離れたところに、子どもらしい面白さがあります。
うろこは、きれいにそろっていなくても大丈夫です。
むしろ、子どもの手で描かれた不ぞろいな模様のほうが、あたたかく見えることがあります。
作り方5:棒やひもにつける
完成した鯉のぼりを、ストローや割り箸に貼り付けます。
壁に飾る場合は、ひもに並べてガーランド風にしてもかわいいです。
兄弟姉妹で作る場合は、大きさや色を変えて並べると、それぞれの個性が出ます。
玄関やリビングに飾るだけで、部屋の空気がふっと五月らしくなります。
飾った瞬間、制作は「作品」から「家族の思い出」に変わります。
子どもが何度も見に行く姿を見ると、作ってよかったなと感じるはずです。
子どもの年齢別|折り紙こいのぼりの楽しみ方

年齢別こいのぼり制作
同じ折り紙の鯉のぼりでも、子どもの年齢によって楽しめるポイントは変わります。
無理に難しいことをさせるより、その年齢でできることを大切にすると、親子の時間が穏やかになります。
わたしは、年齢別の制作を見るとき、完成度よりも「どこに喜びがあるか」を見ています。
小さな子は貼ることを楽しみます。
少し大きくなると、選ぶことや工夫することを楽しみます。
その変化も、季節行事の中で見える成長です。
1歳・2歳は貼るだけでも十分楽しい
1歳・2歳の子どもは、折るよりも貼る作業が向いています。
大人が鯉のぼりの形を作っておき、子どもにはシールを貼ってもらいましょう。
丸シールをうろこに見立てるだけでも、立派な制作になります。
指先を使う練習にもなり、親子で「ぺたっ」と声をかけながら楽しめます。
この年齢では、完成品よりも「貼れたね」「触れたね」「一緒にできたね」という時間が宝物です。
3歳・4歳は色選びとうろこ作りを楽しむ
3歳・4歳になると、自分で色を選ぶ楽しさが出てきます。
「赤い鯉にする?青い鯉にする?」と聞くだけで、子どもの中に小さな物語が生まれます。
うろこは、クレヨンで描いたり、折り紙を小さくちぎって貼ったりするのもおすすめです。
この頃の子どもは、「自分で決めたい」という気持ちが少しずつ育ってきます。
色選びを任せるだけでも、制作へのワクワクがぐんと高まります。
5歳・6歳は折る・切る・飾るまで挑戦
5歳・6歳になると、折る、切る、貼る、飾るという一連の流れに挑戦しやすくなります。
保育園や幼稚園の制作でも、工程を分ければ取り入れやすい年齢です。
「どこに飾る?」と最後まで一緒に考えると、制作がただの作業ではなく、暮らしの中の行事になります。
作って終わりではなく、飾るところまで一緒に楽しむと、こどもの日がぐっと身近になります。
年齢別の制作アイデアをもっと詳しく見たい方は、年齢別こいのぼり制作アイデアの記事も参考にしてください。
親子で折り紙こいのぼりを作るときのコツ

親子制作を楽しむコツ
親子制作でいちばん大切なのは、完成度よりも空気です。
大人がきれいに仕上げようとしすぎると、子どもの手が止まってしまうことがあります。
わたしも、つい「ここをもう少しこうしたら」と言いたくなることがあります。
けれど、その言葉を飲み込んで見守ると、子どもは思いがけない色や形を選びます。
その瞬間にしか出会えない表現が、折り紙の上に現れます。
見本通りに作らなくてもいい
見本は、あくまで道しるべです。
子どもが違う色を選んだり、うろこを大きく描いたりしても、それは失敗ではありません。
子どもの制作には、その日その時の気持ちがにじみます。
青が好きな日。
赤をたくさん使いたい日。
目を大きく描きたい日。
それを受け止める時間こそ、親子で作る意味なのだと思います。
声かけは「上手」より「楽しいね」がおすすめ
もちろん「上手だね」も嬉しい言葉です。
けれど、制作の時間には「この色きれいだね」「一緒に作ると楽しいね」という声かけもよく合います。
評価するより、同じ景色を見る。
それだけで、子どもの表情がやわらかくなることがあります。
「上手にできたね」だけでなく、「この鯉のぼり、元気に泳ぎそうだね」と言ってみるのもおすすめです。
作品の向こうに物語が生まれて、子どもの想像力がふくらみます。
安全に使う道具は大人が見守る
はさみ、カッター、竹串などを使う場合は、大人が近くで見守りましょう。
小さなきょうだいがいる家庭では、制作中の道具に手を伸ばさないよう注意が必要です。
使い終わった道具はすぐ片付ける。
このひと手間が、楽しい制作時間を最後まで安心なものにしてくれます。
安全のポイント
はさみや竹串を使う工程は、子どもの年齢に合わせて大人が手伝いましょう。
「危ないからだめ」と止めるだけでなく、「ここは一緒にやろうね」と伝えると、子どもの挑戦する気持ちも守れます。
折り紙こいのぼりの飾り方アイデア

こいのぼりの飾り方アイデア
折り紙の鯉のぼりは、飾り方を少し変えるだけで印象が変わります。
家の広さや飾る場所に合わせて、無理なく楽しみましょう。
飾る場所を考える時間も、親子にとっては楽しい相談の時間です。
「玄関にする?」「リビングにする?」「おじいちゃんに見せる?」と話しているうちに、こどもの日への期待が少しずつふくらんでいきます。
壁面に貼ってこどもの日コーナーを作る
いちばん簡単なのは、壁に貼る飾り方です。
青い画用紙を背景にすると、空を泳ぐような雰囲気になります。
雲や太陽を一緒に作ると、季節感がより出ます。
壁に貼るだけでも、家の中に小さな「こどもの日コーナー」ができます。
毎朝その前を通るたびに、子どもが少し誇らしそうな顔をするかもしれません。
ひもにつけてガーランドにする
複数の鯉のぼりを作ったら、ひもにつけてガーランドにするのもおすすめです。
リビング、玄関、子ども部屋などに飾ると、風がなくても鯉のぼりが並んで泳いでいるように見えます。
赤、青、黄色、緑。
色が並ぶだけで、部屋がぱっと明るくなります。
雨の日でも、家の中に五月晴れが生まれるようです。
ストローにつけてミニ鯉のぼりにする
ストローや割り箸に貼ると、手に持てるミニ鯉のぼりになります。
写真を撮るときにも使いやすく、こどもの日の記念になります。
手に持てる鯉のぼりは、子どもにとって“自分の鯉のぼり”という感覚が強くなります。
写真に残しておくと、あとから見返したときにも季節の温度がよみがえります。
保育園や幼稚園では壁面制作に活用する
保育園や幼稚園では、子ども一人ひとりの鯉のぼりを集めて、大きな壁面飾りにする方法があります。
同じ材料で作っても、完成した鯉のぼりは不思議なくらい違います。
その違いが並ぶと、教室全体が明るくなります。
わたしは、子どもたちの作品が並んだ壁面を見るたびに、季節行事は「同じものを作る時間」ではなく、「違いが見える時間」でもあるのだと感じます。
鯉のぼりをいつから飾るか迷う方は、鯉のぼりを飾る時期の記事も参考になります。
屋外の飾り方やポールについて知りたい方は、鯉のぼりポールや飾り方の記事もあわせてご覧ください。
折り紙こいのぼりで失敗しやすいポイント

失敗しても楽しい工作時間
折り紙の鯉のぼりは簡単に作れますが、少しだけつまずきやすいところもあります。
先に知っておくと、親子で落ち着いて作れます。
ただ、ここで覚えておきたいのは、子どもの制作における失敗は、必ずしも悪いものではないということです。
「あれ、思った形と違うね」と笑いながら直す時間も、制作の楽しさの一部になります。
折り目がずれてしまう
折り目がずれても、あまり気にしなくて大丈夫です。
どうしても形が気になる場合は、大人が最初に軽く折り筋をつけてあげると作りやすくなります。
折り目のずれは、その子が自分で挑戦した証でもあります。
少し斜めになった鯉のぼりも、飾ってみると案外かわいく見えます。
尾びれの形がうまく切れない
尾びれは、深く切りすぎると細くなりすぎることがあります。
小さな子どもには、あらかじめ鉛筆で切る線を書いておくと安心です。
切るのが難しい場合は、大人が尾びれだけ手伝ってもかまいません。
子どもが楽しめる工程を残しておけば、制作の満足感は十分にあります。
のりで紙がふやける
のりを多くつけすぎると、折り紙がふやけてしまうことがあります。
小さなパーツは、スティックのりや両面テープを使うときれいに仕上がります。
小さな子どもには、「ちょんちょんくらいで大丈夫だよ」と声をかけると伝わりやすいです。
感覚で覚えられる言葉にすると、子どもも真似しやすくなります。
飾っているうちに落ちてしまう
壁に貼る場合は、マスキングテープを輪にして裏側に貼ると、跡が残りにくく扱いやすいです。
重さがある場合は、画用紙の台紙に貼ってから飾ると安定します。
もし落ちてしまっても、直せば大丈夫です。
「また泳がせようか」と声をかければ、それも親子の小さな会話になります。
家庭・保育園・高齢者施設での活用例

世代で楽しむこいのぼり制作
折り紙の鯉のぼりは、家庭だけでなく、保育園や幼稚園、高齢者施設の季節制作にも向いています。
作る人の年齢や目的に合わせて、工程を調整しやすいからです。
季節の制作には、不思議な力があります。
同じ折り紙を前にしていても、子どもには子どもの楽しみ方があり、高齢の方には懐かしさがあります。
鯉のぼりは、世代を越えて会話のきっかけになる行事飾りです。
家庭では親子の季節行事として
家庭では、こどもの日の前の週末に作るのがおすすめです。
2026年のこどもの日は5月5日です。
ゴールデンウィーク中に親子で作れば、飾る時間もゆっくり楽しめます。
作ったその日に飾り、数日眺める時間を持つと、こどもの日へのワクワクが続きます。
食卓の近くや玄関に飾ると、家族の会話にもなりやすいです。
保育園・幼稚園では制作活動として
保育園や幼稚園では、年齢ごとに工程を分けると取り入れやすくなります。
乳児クラスはシール貼り。
幼児クラスは折る、切る、模様を描く。
最後に全員分を並べれば、こどもの日らしい壁面になります。
保育の現場では、完成品をそろえるよりも、子ども一人ひとりの「できた」が見える形にすると、あたたかい制作になります。
高齢者施設では季節を感じる工作として
折り紙の鯉のぼりは、高齢者向けの季節制作にも活用できます。
細かな作業が難しい場合は、大きめの紙を使ったり、貼る工程を中心にしたりすると楽しみやすくなります。
鯉のぼりには、子どもの頃の記憶や、家族で過ごした季節の思い出を呼び起こす力があります。
手を動かしながら、昔のこどもの日の話が自然と出てくることもあるでしょう。
高齢者向けの制作を探している方は、高齢者向けこいのぼり制作の記事もご覧ください。
折り紙こいのぼりをもっと楽しむアレンジ

もっと楽しいこいのぼりアレンジ
基本の形に慣れたら、少しだけアレンジを加えてみましょう。
難しいことをしなくても、見た目がぐっと楽しくなります。
アレンジのよいところは、子どもの「もっとやりたい」という気持ちを引き出せることです。
同じ形でも、紙や飾りを変えるだけで、まったく違う鯉のぼりになります。
千代紙で和風にする
千代紙を使うと、落ち着いた和の雰囲気になります。
祖父母へのプレゼントや、玄関飾りにもよく合います。
千代紙の鯉のぼりは、少し大人っぽく、季節のしつらえとしても楽しめます。
和紙風の質感を選ぶと、手作りでも上品に見えます。
親子鯉のぼりにする
大きい鯉、小さい鯉を作って並べると、親子鯉のぼりになります。
家族の人数分を作って、それぞれ名前を書いても楽しいです。
子どもは、自分の名前が入った作品が大好きです。
名前を書くことで、ただの工作が「自分だけの鯉のぼり」になります。
絵と組み合わせる
折り紙の鯉のぼりを画用紙に貼り、背景に空や雲を描くと、作品らしく仕上がります。
鯉のぼりの絵を描くコツを知りたい方は、鯉のぼりの絵を描くコツの記事も参考にしてください。
折り紙とお絵描きを組み合わせると、制作の自由度がぐっと広がります。
空を泳がせるのか、家の庭に立てるのか、子どもの想像に任せてみるのも楽しいです。
よくある質問

折り紙こいのぼりFAQ
折り紙の鯉のぼりは何歳から作れますか?
シール貼りだけなら、1歳・2歳頃から楽しめます。
折る、切る、貼る工程を自分で行うなら、3歳以降が取り組みやすいです。
ただし、子どもの発達や慣れによって違うため、無理のない工程を選びましょう。
年齢よりも、「今のその子が楽しめる工程」を選ぶことが大切です。
はさみを使わずに作れますか?
作れます。
大人があらかじめ尾びれの形に切っておき、子どもは目やうろこを貼るだけにしても十分楽しめます。
小さな子どもや、はさみが苦手な子には、シールやクレヨンを中心にした作り方がおすすめです。
保育園の制作に使うなら何分くらい必要ですか?
年齢や人数にもよりますが、簡単なものなら15分から30分ほどで作れます。
壁面飾りまで行う場合は、制作日と飾り付け日を分けると落ち着いて進められます。
制作と飾り付けを分けると、子どもたちも集中しやすくなります。
折り紙以外でも作れますか?
画用紙、紙皿、トイレットペーパーの芯、紙コップなどでも作れます。
折り紙は手軽ですが、年齢や用途に合わせて材料を変えると制作の幅が広がります。
紙皿なら丸みのあるかわいい鯉のぼりに。
トイレットペーパーの芯なら立体感のある鯉のぼりにできます。
2026年のこどもの日はいつですか?
2026年のこどもの日は5月5日です。
毎年5月5日に定められている国民の祝日です。
2026年はゴールデンウィーク中にあたるため、家庭でゆっくり制作を楽しむ時間も取りやすいでしょう。
まとめ|折り紙の鯉のぼりは、親子で季節を味わう小さな行事

親子で作る折り紙鯉のぼり
折り紙で作る鯉のぼりは、材料も少なく、初心者でも楽しみやすい季節工作です。
けれど、その魅力は「簡単に作れること」だけではありません。
子どもが色を選ぶ時間。
うろこを描く手元を見守る時間。
完成した鯉のぼりを、どこに飾ろうかと一緒に考える時間。
そのひとつひとつが、こどもの日の思い出になります。
きれいに作れなくても大丈夫です。
少し曲がった鯉のぼりも、目が大きすぎる鯉のぼりも、今年の家族にしか作れない一匹です。
わたしは、季節行事のよさは、大きな準備をしなくても、暮らしの中に小さく招き入れられるところにあると思っています。
折り紙を一枚広げるだけで、五月の空や、子どもの成長を願う気持ちが、そっと部屋の中に入ってきます。
2026年のこどもの日は、折り紙を一枚広げるところから始めてみませんか。
小さな紙の鯉が、親子の時間の中で、春から初夏へ向かう風を連れてきてくれるはずです。
参考情報
内閣府「国民の祝日について」:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
政府広報オンライン「2026年の祝日は?」:https://www.gov-online.go.jp/article/202112/entry-9910.html
農林水産省「和食・行事と食文化」:https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/pdf/08_gyoji.pdf
消費者庁「はさみなどの刃物で子どもがけがをしないために」:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20221018/
本記事は、こどもの日や端午の節句に関する公的情報を参考にしながら、家庭・保育園・幼稚園で楽しみやすい折り紙制作として編集部で構成しています。
はさみや竹串などを使う場合は、子どもの年齢や発達に合わせ、必ず大人が見守れる環境で行ってください。


